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関関同立はいつから入るのがおすすめ?中学・高校・大学から入るメリット・デメリットを解説

目次

こんにちは。青山予備校、柏原です。

中学受験や高校受験の面談をしていると、

よく出てくる選択肢があります。

大学附属校です。

滋賀・京都であれば、

立命館守山。

立命館。

同志社。

同志社女子。

などが、

比較的身近でしょう。

大学附属校の最大の魅力は、

やはり、

系列大学への内部進学という選択肢があること。

例えば同志社中学校では、例年ほぼ100%が同志社高校へ無試験の推薦制度で進学し、同志社高校からは例年約85%が同志社大学・同志社女子大学へ推薦制度を利用して進学しています。

立命館守山中学校にも、立命館大学・立命館アジア太平洋大学へつながる一貫教育のコースがあります。一方で、難関国公立大学を目指すフロンティアコースなども用意されています。

滋賀から通える大学付属校に関しては、こちらのブログにまとめています。

→滋賀から通える大学附属高校4選!同志社・立命館・京産大附属・龍谷大平安を徹底比較

では、

大学附属校を目指すなら、

中学から入るのがいいのか。

高校から入るのがいいのか。

それとも、

普通の中学・高校へ進んで、

大学受験で入ればいいのか。

今日は、

それぞれのメリット・デメリットを、

塾の立場から考えてみたいと思います。

そもそも関関同立附属校に入る最大のメリットは?

僕は、

関関同立付属校の最大のメリットを、

単純に、

「大学受験をしなくていいこと」

だとは思っていません。

むしろ、

大学受験に使うはずだった時間を、別のことに使えること。

こちらのほうが、

本質的なメリットだと思っています。

一般的な進学校なら、

高校2年、

高校3年になるにつれて、

生活の中心が、

大学受験になっていきます。

英単語。

英文法。

数学。

古文。

理科。

社会。

共通テスト。

過去問。

もちろん、

大学受験には、

大学受験の価値があります。

でも、

大学附属校なら、

条件を満たして内部進学できる場合、

その時間を、

別のことにも使える。

部活。

留学。

資格。

英語。

読書。

探究。

研究。

プログラミング。

芸術。

自分の好きなこと。

これは、

かなり大きなメリットです。

実際、立命館守山中学校は、大学附属ならではの一貫教育について「受験勉強に捉われない学び」を掲げ、探究活動などに力を入れています。

同志社中学校も、大学へ続く一貫教育の中で、考える力・感じる力・表現する力を育てる「全人教育」を掲げています。

つまり、

受験勉強をしなくていい。

ではなく、

受験勉強以外の勉強ができる。

ここに、

附属校の価値があると思います。

では、関関同立附属校にはいつから入るのがいい?

僕の結論から言います。

「その大学に行きたい」という意思が強いなら、早く入るメリットは大きい。

と思っています。

ただし、

早ければ早いほど、

無条件にいいわけではありません。

中学。

高校。

大学。

それぞれ、

意味が違います。

中学から関関同立附属校に入る

まず、

中学受験です。

小学6年生で受験して、

関関同立附属中学校へ入る。

このルートの最大のメリットは、

長期間、一貫した教育を受けられること。

です。

大学まで含めれば、

かなり長い期間を、

同じ教育理念の中で過ごすことになります。

同志社中学校の場合、中学から同志社高校への推薦制度があり、高校からは同志社大学・同志社女子大学への推薦の道があります。

立命館系列でも、中学生の段階から大学キャンパスを訪問したり、大学教授の講義に触れたりする高大連携・キャリア教育が行われています。

これは、

普通の中学校では、

なかなかできない経験です。

中学から入るメリット① 高校受験・大学受験に縛られにくい

かなり大きいです。

中学受験を突破すれば、

その後、

内部進学の条件を満たすことで、

高校・大学へつながっていく学校があります。

中学3年間を、

高校入試だけのために、

使わなくていい。

高校3年間も、

大学入試だけのために、

使わなくていい。

つまり、

12歳で進路をある程度決める代わりに、13歳から18歳までの時間を買う。

こう考えることもできます。

中学から入るメリット② 6年間で好きなことを深掘りできる

僕はこちらのほうが、

大きいと思います。

例えば、

英語が好き。

だったら、

大学入試のためだけではなく、

本当に英語を使えるところまで、

やってみる。

理科が好き。

だったら、

受験問題だけではなく、

研究してみる。

プログラミングが好き。

スポーツが好き。

音楽が好き。

何でもいい。

「受験に出るから勉強する」から、少し離れることができる。

これは、

関関同立附属校の、

かなり贅沢なところだと思います。

中学から入るデメリット①12歳で大学まである程度決まってしまうこと。

僕は、

ここを必ず保護者様に、

考えてほしいと思います。

12歳で、大学まである程度決めてしまうこと。

です。

小学6年生で、

「将来、

同志社大学に行きたい。」

「立命館大学に行きたい。」

と、

本当に分かるでしょうか。

もちろん、高校によっては、大学外部受験できるコースを設けているところもあります。

ただ、周りが内部受験する中、外部受験するのは、周囲に惑わされない精神力が必要になってきます。

 

多くの小学生は、

まだ、

大学で何を学ぶのかすら、

よく分からないと思います。

中学生になって、

医学をやりたくなるかもしれない。

高校生になって、

東大に行きたくなるかもしれない。

海外大学へ、

行きたくなるかもしれない。

12歳のときには、

知らなかった世界を、

16歳で知ることもあります。

 

あとは安心。

ではなく、

入学後も、

世界を広げ続けてほしいと思います。

高校から関関同立附属校に入る

個人的には、

かなりバランスがいい選択肢

だと思っています。

15歳なので、

12歳よりは、

自分の興味や将来について、

考えられるようになっています。

高校受験を通じて、

中学校の勉強もしっかりやる。

そのうえで、

「自分は、

この大学へ進みたい。」

と思えたなら、

附属高校を選ぶ。

大学受験を回避できる可能性もありつつ、

中学校までは、

進路を固定しすぎない。

このバランスは、

悪くありません。

高校から入るメリット|高校3年間を大学受験だけに使わなくていい

普通の進学校に入れば、

高1。

高2。

高3。

大学受験が、

徐々に近づいてきます。

一方、

関関同立附属高校なら、

内部進学を前提にしながら、

高校生活を設計できる学校があります。

その3年間を、

部活。

留学。

探究。

資格。

自分の興味。

に使える。

これは、

高校から関関同立附属校へ入る、

かなり大きなメリットです。

高校から入るデメリット|選択肢を早めに絞ることになる

例えば、

15歳で、

同志社大学への進学を見据えて、

同志社高校へ入る。

でも、

高校2年生になって、

「京都大学へ行きたい。」

と思うかもしれません。

もちろん、

関関同立附属高校から、

外部大学へ進学すること自体はあります。

同志社高校でも、約15%の生徒は同志社大学・同志社女子大学以外へ進学しており、医学・歯学など系列大学にない分野を中心に他大学への進路を選んでいます。

立命館守山にも、難関国公立大学を目指すフロンティアコースがあります。

だから、

附属校=絶対に系列大学

ではありません。

ただ、

周囲の多くが内部進学を選ぶ環境で、

自分だけ一般大学受験をする。

学校によっては、

進学校とは受験環境が違う可能性があります。

ここは、

学校選びの段階で、

確認しておいたほうがいいでしょう。

大学から入る

最後は、

普通の中学校。

普通の高校。

そして、

大学受験で、

同志社大学や立命館大学などを目指すルートです。

最大のメリットは、

18歳まで選択肢を残せること。

です。

12歳では、

分からなかった。

15歳でも、

分からなかった。

でも、

高校で、

物理を勉強して、

工学部に行きたくなった。

世界史を勉強して、

国際関係を学びたくなった。

経済を知って、

経済学部に行きたくなった。

大学を選ぶタイミングが、

18歳に近づくほど、

自分の興味を、

反映しやすくなります。

これは、

一般受験の大きなメリットです。

大学から入るデメリット|大学受験がある

当然ですが、

大学受験をしなければいけません。

高校3年間の、

かなりの時間を、

受験勉強に使います。

模試。

参考書。

過去問。

共通テスト。

一般選抜。

推薦。

場合によっては、

浪人。

大変です。

ただ、

僕は、

大学受験そのものを、

デメリットだけだとは思っていません。

以前にブログでも書いています。

書いています。

大学受験は、最後の平等な戦い。

大学受験、チャンスは平等!

自分で、

目標を決める。

現在地を知る。

計画を立てる。

失敗する。

修正する。

やり直す。

そして、

自分の力で、

進路を取りにいく。

この経験には、

かなり価値があります。

関関同立附属校の意外なデメリット|「勉強しなくていい」ではない

ここは、

かなり重要です。

附属校に入れば、

もう勉強しなくていい。

これは、

危険です。

内部進学には、

学校ごとの条件があります。

例えば同志社女子中高は、同志社大学・同志社女子大学への推薦について、在学中の成績が一定以上で大学側の条件を満たす必要があると明記しています。また、人気学部は希望者が多ければ成績順になります。

つまり、

大学附属校に入った瞬間、大学の学部まで保証される

とは限りません。

むしろ、

毎日の定期テスト。

普段の成績。

学校生活。

こうした積み重ねが、

希望学部に影響する学校もあります。

だから、

附属校ほど、

日々の勉強を、

舐めないほうがいい。

「大学受験がない」はメリットにもデメリットにもなる

これは、

僕が一番伝えたいところです。

大学受験がない。

最高じゃん。

と思うかもしれません。

確かに、

メリットです。

でも、

使い方を間違えると、

デメリットにもなります。

大学受験がないから、

英語を、

めちゃくちゃやる。

留学する。

本を、

100冊読む。

研究する。

プログラミングをする。

部活に、

本気で打ち込む。

これは、

関関同立附属校のメリットを、

最大限使っています。

一方、

大学受験がないから、

勉強しない。

ゲームする。

スマホを見る。

定期テストだけ、

最低限やる。

大学まで、

なんとなく進む。

これなら、

大学受験がないことが、成長機会を失う原因

にもなります。

同じ大学附属校でも、

6年間の過ごし方で、

全く違います。

結局、関関同立附属校にはいつから入るのがおすすめ?

僕なら、

こう考えます。

大学・学校の教育方針まで気に入っていて、そこで長く学びたいなら、中学から。

中学生になって自分の意思が見えてきて、その大学への進学希望が強いなら、高校から。

まだやりたいことや大学が決まっていないなら、無理に附属へ固定せず、大学受験まで選択肢を残す。

「中学からが得。」

「高校からがコスパいい。」

みたいな、

単純な話ではありません。

大切なのは、

いつ選択肢を絞るか。

です。

早く決めることは「安心」と引き換えに「選択肢」を手放すことでもある

中学から、

大学附属へ入る。

高校受験の不安が、

小さくなる。

大学受験の不安も、

小さくなる。

これは、

大きな安心です。

でも、

進路を早く決めるということは、

同時に、

他の選択肢を、

少しずつ手放していくことでもあります。

逆に、

一般の中学・高校へ進む。

高校受験。

大学受験。

大変です。

でも、

その分、

最後まで、

選択肢を持てる。

どちらが正解という話ではありません。

安心を早く買うのか。

選択肢を長く持つのか。

家庭によって、

答えは違います。

まとめ「関関同立附属だから」ではなく、その先を考えよう

関関同立附属校は、

魅力的です。

僕も、

いい選択肢だと思っています。

でも、

「大学まで行けるから。」

だけで、

学校を選んでほしくありません。

その学校で、

6年間、

何をするのか。

大学まで含めて、

何を学ぶのか。

大学受験に使わなくていい時間を、

何に使うのか。

そして、

その大学に、

本当に学びたい学部があるのか。

そこまで、

考えてほしい。

関関同立附属校に入ることは、

ゴールではありません。

内部進学も、

ゴールではありません。

本体は、

そこで、

何を学び、

何ができるようになったか。

です。

12歳で入っても。

15歳で入っても。

18歳で入っても。

一番大切なのは、

「入ったあと、何をするか。」

関関同立附属校を選ぶなら、

「受験から逃げられる学校」

としてではなく、

「受験に使うはずだった時間で、もっと面白いことができる学校」

として、

選んでほしいと思っています。