こんにちは。青山予備校、柏原です。
高校について調べていると、
必ず出てくる数字があります。
「偏差値」
です。
例えば、
「膳所高校 偏差値」
「石山高校 偏差値」
「東大津高校 偏差値」
「草津東高校 偏差値」
と検索すると、
いろいろなサイトが出てきます。
ところが、
よく見てみると、
サイトによって偏差値が違う。
「膳所高校は72って書いてある。」
「いや、別のところでは68だった。」
「東大津高校は64?」
「V模試では数字が違うけど、どっちが正しいの?」
これ、
保護者様からもよく聞かれます。
先に結論を書きます。
滋賀県立高校を目指している中学生なら、
僕は、
滋賀V模試の偏差値・志望校判定を一番の軸にして考えることをおすすめします。
ただし、
これは、
「ネットの偏差値サイトが間違っている」
という意味ではありません。
そもそも、
偏差値という数字には「絶対的な正解」がない。
ここを理解することが、
高校選びでは非常に大切です。
そもそも偏差値って何?
偏差値とは、平均を50とし、平均からどれくらい離れているかを示す数値になります。
高ければ高いほど、平均点より高く得点できているということになります。
同じ母集団であれば、問題の難易度の差に関係なく、集団の中での位置を数値で表せることから、受験業界では、成績を表す指標として、使われています。
なぜサイトによって偏差値が違うの?
偏差値とは、簡単に言えば、
「その集団の中で、自分がどのあたりにいるのか」
を表す数字です。
ということは、
母集団が変われば、偏差値も当然変わってきます。
例えば、
A模試を受けた、
1万人の中で偏差値60。
B模試を受けた、
5万人の中で偏差値60。
これは、
同じ「60」でも、
全く同じ意味とは限りません。
受験者層。
問題の難易度。
母集団。
算出方法。
志望校データ。
これらが違えば、
偏差値も変わります。
だから、
ネット上に、
違う数字が存在します。
では、滋賀県立高校を受けるなら何を見ればいい?
僕が、
滋賀県立高校を目指す中学生に、
滋賀V模試をおすすめする理由は、
単純です。
滋賀県の公立高校入試を想定して作られた模試だから。
これが、
かなり重要です。
理由① 滋賀県の受験生が多く受けるので、母集団が、本番とかなり似ている。
偏差値で、
大切なのは、
母集団です。
滋賀県立高校を受験するなら、
比較したいのは、
誰でしょうか。
北海道の中学生?
東京の中学生?
大阪の中学生?
もちろん、
違います。
同じ滋賀県で高校受験をする中学生です。
滋賀V模試は、公式に「滋賀県に在籍する中学3年生の半数以上が受験」と案内されています。
だから、
滋賀県立高校を目指すうえでは、
かなり参考にしやすい。
僕が、
滋賀V模試を軸に考える、
一番大きな理由です。
理由② 滋賀県公立高校入試に合わせて作られている
滋賀V模試は、
単に、
滋賀県の中学生が受けているだけではありません。
問題そのものも、
滋賀県公立高校入試を、
意識して作られています。
公式には、
難易度・問題形式・配点・実施時間まで準拠
した模試とされています。
つまり、
滋賀県立高校を受験するなら、
かなり目的に合った模試です。
高校受験では、
単純な学力だけではなく、
その県の入試問題で点数を取れるか
が重要です。
だから、
全国的な偏差値だけではなく、
滋賀県入試に合わせた模試を、
使う意味があります。
理由③滋賀県立高校入試であと何点とれば合格できるのか、わかる。
ここが、
一番大切です。
ネットで、
「東大津高校 偏差値64」
と調べた。
それで、
何が分かるでしょうか。
東大津高校が、
ある基準では、
そのくらいの難易度。
ということは、
分かります。
でも、
本当に知りたいのは、
そこではありません。
「自分が東大津高校に届いているのか。」
ですよね。
Vもしでは、最大6校の合格可能性診断があり、答案分析なども用意されています。
滋賀V模試成績表については、以前見方をブログに書いています。
→第2回滋賀V模試の成績表、どこを見る?本当に見るべきポイント3選
だから、
「東大津高校は偏差値いくつ?」
より、
「自分は東大津高校まであとどれくらい?」
を見ることができます。
受験では、あと何点で合格点に届くのか。
こちらのほうが、
圧倒的に重要です。
ネットの高校偏差値ランキングは意味がない?
いいえ。
そんなことはありません。
例えば、岡山県から滋賀に引っ越すことになって、
滋賀県の●●高校と、岡山県の●●高校だとどちらが偏差値高いのか
みたいな県がちがう高校の難易度を比較する場合は、
逆に、滋賀V模試より、全国的に多くの受験生が受ける模試の偏差値のほうが、
信頼性あると思います。
つまり、
ネット偏差値=嘘
ではありません。
ただ、
志望校を最終判断する物差しとして、その数字だけを見るのはおすすめしない。
ということです。
「高校偏差値」と「自分の偏差値」を別の模試で比べない
偏差値の注意点として、異なる母集団での偏差値は、比較できない点です。
ネットで、
膳所高校、
偏差値72。
自分は、
滋賀V模試で、
偏差値65。
「あと7足りない!」
とは、
限りません。
先ほど見たように、
Vもしが公表している目安では、
一般の膳所高校普通科は68です。
つまり、
違う物差しの数字を引き算しても、あまり意味がありません。
これは、
高校受験だけではなく、
大学受験でも同じです。
進研模試の偏差値。
河合塾の偏差値。
駿台の偏差値。
全部、
同じ数字として、
単純比較できるわけではありません。
偏差値は、必ず同じ物差しで見る。
これ、
覚えておいてください。
「一番信用できる」を正確に言うなら
この記事のタイトルでは、
分かりやすく、
「何を信じればいい?」
としています。
ただ、
正確に言うなら、
「滋賀V模試が絶対に正しい」
という意味ではありません。
僕が言いたいのは、
滋賀県立高校を受験するための物差しとして、滋賀V模試は非常に使いやすい。
ということです。
理由は、
滋賀県の受験生が多く参加する。
滋賀県公立高校入試に合わせて作られている。
滋賀県の高校について、
志望校判定ができる。
この3つ。
だから、
ネットの偏差値ランキングと、
滋賀V模試の数字が違ったら、
僕なら、
実際の滋賀県立高校受験については、滋賀V模試側の物差しを軸に考えるのがおすすめです。
まとめ|滋賀県立高校を目指すなら、滋賀V模試を「共通の物差し」にしよう
ネットで、
高校の偏差値を調べる。
悪いことではありません。
高校選びの、
最初の目安にはなります。
でも、
サイトによって、
数字が違う。
それは、
当然です。
偏差値は、誰と比べるかによって変わる数字だから。
だから、
滋賀県立高校を目指すなら、
僕は、
滋賀V模試を、
一つの共通の物差しとして使うことをおすすめします。
滋賀県の中3生の半数以上が受験し、滋賀県公立高校入試の難易度・形式・配点・時間を意識して作られている。
滋賀県の高校受験を考えるうえでは、
かなり相性のいい物差しです。
ただし、
一番大切なのは、
偏差値57なのか。
60なのか。
65なのか。
ではありません。
その数字を見て、次に何をするか。
です。
模試は、
あなたの能力に、
値札をつけるものではありません。
現在地を知って、
目的地までのルートを、
考えるためのものです。
だから、
偏差値を見て、
一喜一憂するだけで、
終わらない。
「あと何点?」
「どの問題を取る?」
「次の模試までに何を変える?」
そこまで、
考える。
判定を見るのではなく、次の一手を見る。
それが、
滋賀V模試の、
一番いい使い方だと思っています。