こんにちは!青山予備校、柏原です。
今日は青山中、高穂中が試験直前ということで、
土曜開校でした!
午前中から、集中切らさずに対策進めてくれました!
さて、前回に引き続き、
2026滋賀県立高校入試分析シリーズ、英語編になります。
青山地区は、英会話を習われていたり、
英語熱高い地域なのかなと感じることが多いです。
もちろん英会話だったり、英検だったりは、
基礎的な英語の力の部分では、活かせることも多いです。
ただし、滋賀県の英語は、特殊で、
特に今年は、純粋な英語力だけじゃ太刀打ちできない問題が多く出題されました。
英会話習っているから大丈夫。
英検準2級持ってるから大丈夫とは決して言えない難易度になってます。
根本の英語力は持っているのに、
対策を怠って、本番思うように得点できなかったという事態は、
悲しいので、
正しく知って、正しく対策することが必要かなと思い、書いています。
試験問題や解答、平均点は県教育委員会HPで公開されていますのでご覧ください。
https://www.pref.shiga.lg.jp/edu/nyuushi/high/senbatsu/105597.htm
2026年滋賀県立高校入試数学に関する分析記事はこちらからご覧ください。
→数学編
滋賀県立高校入試英語概要
平均点は過去5年で最低の35.1点。
まず、平均点ですが、
2025年の43.1点から35.1点と8点下がり、
数学と同様、直近5年で最も平均点が低くなりました。
度数分布見ても、受験生全体の6割以上が、40点未満になってます。正答率1桁の問題が、前年の1問から5問に増加、34点分も出題されたことが要因になります。
ただし、数学と異なり、70点以上得点できた受験生も一定数おり、
得点上位と、得点中下位層の差が開いた試験となりました。
正答率40パーセント以上の問題で、どんだけ取りこぼしなく、正解できたかが問われたセットでした。
英語力だけでなく、国語力や処理力も問われた試験
必要とする知識は中学レベルでありながら、センター試験や国公立大学で差が付くポイントをちりばめられたような問題もあり、非常に完成度の高い良問だなと個人的には、感じました。
ただ、難関私立高校入試のように知識が難しいというよりは、
基本的な英文が、しっかり書けるか。
長文の内容をただ訳せるだけでなく、
具体、抽象、言い換えなどに着目して、論理的に要旨を把握できているかを
問う問題で、英語力だけでなく、国語力や処理力も必要とされる問題でした。
中学生にはかなり難しかったのではないかなと思います。
ただ、特に、上位校狙う生徒は、良問なので、正答率だけ見て、敬遠するのではなく、
過去問から、差がつく問題へどう取り組めばいいのか学んでほしいと思います。
大問1リスニング
次に、大問ごとに詳細見ていきます。
その1
その1はいずれも正答率50パーセント超えているので、全問正解したいところ!
その2
説明を聞き、説明の内容をまとめた空所に適語を入れる問題。
①正答率19.9%
いろは市に住んでいると半額という条件が聞き取れなくて800にしてしまったり、
空所に数字を入れるという条件を読み飛ばして、英語で書いてしまった受験生が多かったのでは、ないかと推測します。
②正答率2.9%
感がいい人は、聞かなくても、書くべき内容わかってしまいそうな問題で、
リスニングの問題というより、本質的には、比較級を英語で表現できるかを問うた良問。
空所補充にしたら、3,40%ぐらい正答率ありそうな問題ですが、英作文で出題されると、意外と書けない生徒が多い問題です。
何と何が比べられているのが、意識しないと、
in hot waterを抜かして不正解になってしまう受験生が多発する問題で
比較級の本質を問うた良問だなと感じました。
その3 1~3は正答率40~50%台で、放送される英語が長く、使用されている語彙も中学生にはやや難しいことを踏まえれば、正答率意外と高かった問題。
まずは、この1~3を全問正解できるように、
普段からの英文の音読と、過去問や予想問題での演習が大事!
上位高校志望で差がついたのが、
4で正答率4.0%。
あなたならどんな質問をしますか。英語で書けという問題で、
リスニングの内容を踏まえて、自分で、質問を考えないといけないので、正答率が低くなっています。
大問2 長文
センター試験時代の第3問Bも意識したのかなという作りの問題。
1 正答率36.8%
主張がつかめれば正解を選ぶのは容易だが、正答率は4割を割り込んだ問題。イが引っかかりやすいが、日本人の観光客ではなく、日本に来た外国人観光客なので、間違いです。
2 正答率53.2%
①30%のゴミ箱が撤去された
②2023年以降はゴミ箱を増やし続けているの
2点が、つかめれば正解できます。
②が現在完了進行形で、意味がつかめなかったり、読み飛ばしてしまうと、イと間違えてしまう問題です。
現在完了進行形は過程変更で、従来高校で習っていたのが、中学に移行された内容。
こういう内容は設問になりやすいですね。
3 正答率45.8%
単語レベルが高いので、消去法を徹底できたかが問われた試験。
law saying people mustn’t throw away trash が 正解の選択肢では、
a rule that bans littering on the streets
と言い換えられてます。
言い換えのレベルも高く、共通テストで出題されてもおかしくないレベルです!!
4 正答率14.3%
上位校で差がつく問題。
howeverの前が譲歩で、instead ofの下線部③は主張じゃなくて、
譲歩内容がくると理解できれば該当箇所を探すのが、容易な問題だが、
中学生には、やや酷な問題な印象です。
6語でとヒントがあるので、そこからなんとかたどり着きたいです!
5 正答率37.8%
言い換えも、all the timeがalwaysになっているぐらいで、
正答率6割ぐらいあってもいい問題。
alwaysが入っている選択肢は誤りの可能性が高いから選ばないというような、
怪しい受験テクニックつぶしの問題の印象うけました。
アは紛らわしいが、当初煩わしいと思っていたので、誤り。
6 正答率49.0%
各話者の発言をまとめた内容を入れる問題です。
消去法を徹底できれば正解選ぶのは容易なはずですが、
複数箇所検討しなければいけないので、正答率下がった問題です。
7 正答率8.7%
あなたの考えを英語でかけという問題だが、
本文中とは違う内容で書かないといけないため、
本文の内容がつかめてないと間違える問題で上位で差がついた問題。
大問3 長文
1 正答率72.1%
これはサービス問題。本文中の表現ほぼそのままなので、正解したい。
2 正答率37.5%
①に入るのが、 a variety of problemsの具体例が、for example以下であることがつかめれば、空所には、マイナスの内容が、入るから、イとエは消去できて、ウがnatural diasterの部分がおかしいから誤りと判断すれば、正解できる。抽象、具体の関係がつかめなかった受験生が多かったのではないかと思います。
抽象、具体は、中学校の国語では習うので、それを応用できれば解けたかなという印象です。
3 12.5%
頻出の原型不定詞helpを使った並び替え問題。
頻出なので、もっと正解率あってもよかった印象。
以前は高校で習ってましたが、新課程で中学に移行された内容。
新課程で中学に移行された内容は、設問に絡みやすいので、注意したいです。
4 正答率51.9%
スライドの構成を考える問題
選択肢同士を見比べて、相違点を探して、誤り消去していくと解答しやすい。
先に、3や4から考えると誤りの判断が比較的容易なので、判断しやすい。
生真面目に、2から判断すると間違えやすい問題。
このあたりは、要領のよさ、英語力というより、学力が問われた問題という印象です。
5 正答率5.0%
これも上位校で差がついた問題で良問。
ミラー先生の話の趣旨が理解できてますかという問題。
できていれば、ミラー先生の話の中から、そのまま引っ張ってこれるのだが、
該当箇所も最終行から少し離れたところにあったので、見つけづらかったかもしれないです!
6 正答率31.2%。
butの前後の関係から、空欄にマイナスイメージが入ることが分かれば、ア,イは消えて、
ウだと意味とおらないからと絞っていくのが速い。正答率5割ぐらいあってもいいのかなと思うが、空欄がマイナスイメージだと絞り込めない、選択肢の単語の意味がわからない受験生が多かったと推測できる。
7 正答率3.5%
長文では一番正答率低かった難問。
大学入試で出ても正答率かなり低いのではないでしょうか。ただ、論理的に抽象と具体の関係読み解ければ、鮮やかに解ける良問。空欄の前に、another exampleとあるので、こうたさんのスピーチが何を示す例か書けばいい。
自分で考える問題なのかなと思って、考えた受験生が多かったと思うが、こうたさんのスピーチ3段落目が、その前の具体例をうけた抽象部分だと分かれば、3段落目の表現がそのまま使えるという問題でした。めっちゃ難しいのですが、トップ校目指すなら、身につけておいても損はない見方かなという感じです!
大問4 自由英作文
正答率4.0%
留学生に地域の魅力を紹介するというトピック自体は、高校入試頻出のトピックですが、
①何について
②なぜ
③どのような方法
での3点盛り込む必要があるので、完全正答率が下がった問題です。
地域の魅力紹介系でよくあるのが、
日本語で紹介したい内容考えてしまって、それが英語で表現できないというケースです。入試は、英語の試験なので、自分が住んでいる地域について本当に書く必要はありません。まず、英語で、自分で自信を持って使える表現をつかって、書ければOKです!
滋賀県立高校入試英語を攻略するために必要なこと
基礎問題を完璧にすること。
それでは、滋賀県の英語を攻略するために何が必要でしょうか。
よくある失敗例が、いきなり難関私立高校入試のような難しい問題に取り組むです。
今年の滋賀県見ても、難関私立高校入試で問われるような、
些末な文法事項ではなく、あくまで基本事項の組み合わせです。
まずは、基礎的な問題、具体的には、新研究のA問題、B問題をまず固めたいです。
記述式の問題に数多く取り組む
次に必要なのが、記述式の問題を多く解くです。
解いた問題は、必ず、信頼できる先生に添削してもらうことがおすすめです。
特に自由英作文は、配点10点と大きいです。
他府県の入試含め、数多く、自由英作文の演習は積んでおきましょう。
過去問や予想問題に数多く取り組み、得点力をあげる。
最後は、過去問や滋賀県の形式に対応した予想問題や模試の問題を数多く解いて
得点力をあげていきましょう!
①時間を計って解く。
②必ず記述部分は、信頼できる先生に採点してもらい、合格点に達しているか確認する。
③必ず、解きなおしをする。
の3点は必ず意識しましょう。
特に時間配分ですね。
滋賀県は難問も出題されるので、
難しいと思ったら、飛ばすだったりの、
問題の難易度の取捨選択と、時間配分の訓練は大切です。
最後に
英語は、高校入試でも、そのあとの大学入試でも、文系理系とも大事になってくる科目で、
英語への取り組みが、将来の選択肢を大きく左右します。
- 英検準2級は持っているけど、青山中の定期テストになると取れない。
- 英語につまづいたまま中3になってしまった。入試に間に合うか知りたい。
- 滋賀県の入試難しいのはわかったけど、じゃあ具体的に何対策すればいいの。
そんな中学生・保護者様は、ぜひ一度青山予備校の無料学習相談へお越しください。
悩む時間はもったいないです。ここから一緒に、正しい努力の道を走り出しましょう!