2022年京大英語から学ぶ管理を管理(抑制)することの大切さ
こんにちは。青山予備校の柏原です。
「勉強は管理が大事。」
ということで、
最近、学習を管理する塾が増えてきました。
青山予備校もやるべきことを管理する塾ですし、
私自身も、その考えに賛成です。
ただ、よくある勘違いとして、管理型の塾なんだから、言われたことやればいいんでしょ的なのがあります。
管理される塾であっても、受け身より、能動のほうが、伸びる!これは、痛感しています。
逆説的ですが、最終的には、自分で管理できる力を身につけてほしいなと思ってます。
なので、最初は、こっちでレールをがっちりしますが、徐々に学習習慣や勉強法固まってきている生徒には、自分で計画立てて、いけるような声掛けもしています。
いわば、管理を管理している状況ですね。
管理の管理という発想は、
京都大学2022年の英語大問1を参考にさせていただいています。塾講師っぽい発想ですね笑。
管理そのものを抑制するのだというのは、
当時大手管理型予備校に勤めていた私にとって、
ハッとさせられる考えでした。
著作権があるので、全文紹介できないのが残念ですが、
興味ある方は是非調べてみてください。
超ざっくり説明すると、
人類は自然を管理できるようになりました。
川をせき止める。
森を切り開く。
二酸化炭素を排出し、地球環境そのものを変えてしまう。
人類は自然の一部ではなく、自然を左右する存在になりました。
これから必要なのは、自然を管理することではない。
「管理そのものを抑制すること」だ。
という内容です。もちろん、自然と、教育で、前提条件が違いますが、非常に示唆に富む内容だと思います。
受かる受験生の自習管理塾の使い方はこれだ。
私は、いままで大手自習管理型の予備校で、数多くの生徒を見てきました。
その中で、感じているのが、
旧帝大など難関大に合格する生徒ほど、能動的ということです。
もちろん、計画はかっちり私で作るのですが、
模試結果や、学習の進捗見て、
冠模試でこの単元得点率が低くて不安なんですけど、
どれぐらいの割合で、勉強すればいいですか。
と質問がとにかく具体的。
それに対して、私も、答えじゃなくて、計画の立て方のコツを伝えたうえで、
一緒に計画を修正するので、
受験勉強の後期には、生徒の、現状分析能力が上がって、
自分で計画を修正できるようになるので、その修正が正しいのかのフィードバックを毎週毎週私が、するという形で、どんどん勉強、振り返りの質が高まってきます。
自習管理型の塾は、計画そのものももちろん大事ですが、
難関大学受験になってくると、
計画立てて、都度修正するそのやり取りのプロセスも同じくらい価値がある、
そのプロセスの中で、生徒は、成長することを実感しています。
管理の目的は、自立させること
私は、
管理そのものが悪いとは思っていません。
むしろ最初は必要です。
ただ、
管理は目的ではありません。
最終目的は、
管理されなくても、自分で考えて行動できる人を育てること。
大学生以降は、計画を立ててくれる塾も基本的に存在しません。
だから、高校生までに、
自分で計画を立てる。
自分で修正する。
自分で反省する。
その力をつけておく必要があります。
だからこそ、逆説的ですが、高校生までに、しっかり勉強のやり方を管理して、実践してもらう必要があると考えています。