滋賀から通える大学附属高校4選!同志社・立命館・京産大附属・龍谷大平安を徹底比較

こんにちは。青山予備校、柏原です。

今回は、中学生とその保護者の方に向けて、高校選びについてお話ししたいと思います。

滋賀県で高校受験を考えるとき、

「膳所高校を目指そうか」

「石山高校や東大津高校がいいかな」

「草津東高校から大学受験を頑張ろうか」

といったように、県立高校を中心に進路を考えるご家庭も多いと思います。

しかし、もう一つ考えてほしい選択肢があります。

それが、大学附属高校への進学です。

滋賀県から通える範囲には、同志社高校、立命館高校、京都産業大学附属高校、龍谷大学付属平安高校などがあります。

また、滋賀県内には立命館守山高校もあります。

大学附属高校の魅力は、何といっても系列大学への内部進学制度があることです。

関関同立付属校にいつ入るべきかは、以前こちらのブログで書きました。

→関関同立はいつから入るのがおすすめ?中学・高校・大学から入るメリット・デメリットを解説

一般入試だけに頼らず大学進学を目指せるため、高校生活の過ごし方にも選択肢が生まれます。

ただし、ここで一つ注意してほしいことがあります。

大学附属高校に入ったからといって、希望する大学・学部に無条件で進学できるわけではありません。

内部進学の条件も、他大学受験のしやすさも、学校によって異なります。

今回は、滋賀県から通える大学附属高校の特徴を比較しながら、どんな生徒に向いているのかを考えていきます。

滋賀から通える大学附属高校を比較!

まずは、それぞれの高校の特徴を整理してみましょう。

高校

主な系列大学

特徴

同志社高校

同志社大学・同志社女子大学

系列大学への進学が中心。自由な学びを重視

立命館高校

立命館大学・APU

系列大学への進学制度と幅広い学び

立命館守山高校

立命館大学・APU

滋賀県内にあり、内部進学と他大学進学の両方に対応

京都産業大学附属高校

京都産業大学

KSUコースと特進コースで進路を選択

龍谷大学付属平安高校

龍谷大学

系列大学進学と国公立・難関私大受験のコースを設置

※制度やコース編成は入学年度によって変わる場合があります。必ず最新の募集要項・学校説明会で確認してください。

この表だけでも、大学附属高校といっても、それぞれ性格が異なることが分かります。

大切なのは、どの大学の名前が付いているかではなく、どのような進路を選べるかです。

同志社高校|同志社大学への進学を考えるなら有力候補

同志社高校は、京都市左京区岩倉にある私立高校です。

地下鉄烏丸線の国際会館駅から近く、滋賀県南部からも京都駅を経由して通学を検討できます。

最大の特徴は、同志社大学・同志社女子大学への推薦制度です。

学校公式サイトによると、両大学へ推薦制度で進学する生徒は約85%を占めています。

残りの約15%は、医学・歯学・建築学・農学など、系列大学にない学問分野を中心に他大学へ進学しています。

つまり、同志社高校は、系列大学への進学が学校全体の中心的な進路となっている高校です。

こんな生徒におすすめ

  • 将来、同志社大学への進学を強く希望している
  • 高校時代に部活動や探究活動にも取り組みたい
  • 大学受験の勉強だけにとらわれず、幅広い学びを経験したい

ただし、注意点もあります。

同志社高校に合格することと、同志社大学の希望学部に進学できることは同じではありません。

高校入学後の学習状況や推薦条件、学部ごとの受け入れ状況などを確認する必要があります。

また、将来、国公立大学の医学部などを目指す可能性がある場合は、他大学受験に向けた準備についても考えておきたいところです。

なお、2027年度の同志社高校入試は、募集人員80名、試験日は2027年2月10日と公表されています。

高校からの募集人数も確認し、早めに対策を進めましょう。

立命館高校・立命館守山高校|内部進学と多様な進路が魅力

立命館系列の高校を考える場合、滋賀県の生徒には大きく2つの選択肢があります。

京都府長岡京市にある立命館高校。

そして、滋賀県守山市にある立命館守山高校です。

特に滋賀県内にある立命館守山高校は、通学面でも検討しやすい学校の一つです。

立命館守山高校の進学実績

立命館守山高校の2026年度大学入試実績によると、立命館大学への学内進学者は277名、立命館アジア太平洋大学(APU)への進学者は6名でした。

一方で、東北大学、名古屋大学、滋賀医科大学など、国公立大学への合格実績も公表されています。

つまり、系列大学への進学だけでなく、他大学への挑戦という進路も存在しています。

また、立命館大学には法学部、経営学部、理工学部、情報理工学部、薬学部など、幅広い学部があります。

学びたい分野が系列大学にある生徒にとっては、魅力的な選択肢でしょう。

こんな生徒におすすめ

  • 立命館大学への進学を希望している
  • 滋賀県内からの通学を重視したい
  • 高校で探究活動や課外活動にも取り組みたい
  • 将来的な進路変更の可能性も考えておきたい

ただし、立命館大学の学部が多いからといって、希望学部に必ず進学できるとは限りません。

「立命館大学に進めるか」だけでなく、「立命館大学のどの学部に進めるか」が重要です。

また、立命館高校と立命館守山高校では、教育内容や進学制度の詳細が異なるため、別々に比較することをおすすめします。

京都産業大学附属高校|内部進学か一般受験か、進路を選べる

京都産業大学附属高校も、滋賀県から検討できる大学附属高校の一つです。

この学校の特徴は、内部進学と他大学受験の進路がコースによって明確に分かれていることです。

学校公式サイトによると、高校1年次は進学コースで学び、2年次以降に、京都産業大学への内部推薦を目指すKSUコースと、外部大学受験を目指す特進コースを選択する仕組みです。

京都産業大学への内部進学制度

2026年度の大学合格実績では、京都産業大学への内部推薦が236名、国公立大学合格者が32名、関関同立合格者が74名と公表されています。

また、学校が公開している2025年度の内部推薦制度では、学部・学科の選択においてKSUコースの生徒が優先され、さらに成績上位者が優先されると説明されています。

ここで注意してほしいのは、内部推薦を利用する場合の他大学受験の制約です。

学校の2025年度案内では、内部推薦を希望した場合、他大学への受験はできないとされています。

つまり、

「京都産業大学への内部推薦を確保しながら、同志社大学にも挑戦したい」

と考えている場合、その希望が制度上可能なのか、事前に確認する必要があります。

こんな生徒におすすめ

  • 京都産業大学への進学を希望している
  • 高校入学後に自分の進路を考えたい
  • 大学との連携授業や探究活動に興味がある
  • 他大学受験を目指す特進コースも比較したい

高校1年次の段階で大学進学先を完全に決めきれない生徒にとって、2年次からのコース選択は一つの魅力です。

ただし、コースを選択する時点で、内部進学か外部受験かをしっかり考える必要があります。

龍谷大学付属平安高校|2026年度から特進コースの制度に注目

龍谷大学付属平安高校は、京都市下京区にある私立高校です。

京都駅からのアクセスも考えやすく、滋賀県南部からの通学候補になります。

龍谷大学への内部進学を目指すプログレスコースと、国公立大学・難関私立大学を目指す特進コースなどがあります。

注目したいのは特進コースの新制度

学校公式サイトでは、2026年4月入学生を対象として、特進コース向けの龍谷大学付属校推薦入試を新設すると案内しています。

その特徴は、併願方式が設けられることです。

学校の説明では、一定の条件のもと、龍谷大学への合格を保持しながら、国公立大学や関関同立などへの受験に挑戦できる仕組みとなっています。

ただし、合格を保持するためには入学手続きが必要であり、対象学部や出願条件などの詳細確認が欠かせません。

これは、大学附属高校を選ぶうえで重要なポイントです。

従来、大学附属高校を考える際には、

「内部進学を選ぶか」

「外部大学を受験するか」

という二者択一になるケースもありました。

しかし、制度によっては、系列大学への進学機会を持ちながら他大学に挑戦できる場合もあります。

こんな生徒におすすめ

  • 龍谷大学への進学を希望している
  • 国公立大学や関関同立への挑戦も考えている
  • 高校入学後に進路の選択肢を残したい
  • 京都駅周辺からの通学利便性を重視したい

なお、プログレスコースと特進コースでは、教育内容や大学進学の仕組みが異なります。

高校名だけでなく、必ずコース単位で比較してください。

滋賀県から通うなら、通学時間を甘く見るな

ここまで大学附属高校の特徴を紹介してきました。

ただ、滋賀県の中学生が京都の私立高校を選ぶ際に、忘れてはいけないことがあります。

それが、通学時間です。

例えば、南草津駅や草津駅周辺から通学する場合。

京都駅まではJRで移動できますが、そこからさらに地下鉄や私鉄、バスなどへの乗り換えが必要になる学校もあります。

同志社高校なら国際会館駅方面。

立命館高校なら長岡京市方面。

京都産業大学附属高校や龍谷大学付属平安高校も、それぞれ通学経路が異なります。

一方、立命館守山高校は滋賀県内にあります。

ただし、滋賀県内だからといって、必ずしも全員にとって通学時間が短いとは限りません。

大切なのは、自宅から学校までの実際の所要時間です。

片道30分の差は、3年間で大きな差になる

仮に、通学時間が片道30分違うとします。

往復で1時間。

年間200日通学すると、200時間。

3年間なら600時間です。

もちろん、電車の中で勉強することもできます。

ただ、毎日の移動時間は、睡眠や部活動、家庭学習にも影響します。

高校選びでは、偏差値や大学進学実績だけでなく、3年間の生活まで考えてほしい。

学校説明会やオープンスクールには、できれば実際の通学時間帯に近い条件で行ってみることをおすすめします。

大学附属高校に入れば、大学受験をしなくていい?

ここが、今回一番伝えたいことです。

大学附属高校の魅力は、大学進学の選択肢が広がることです。

しかし、

「大学受験をしなくていいから、勉強しなくていい」

と考えているなら、それは大きな間違いです。

内部進学には、高校での成績や学習状況などの条件が設けられている場合があります。

さらに、希望する学部に進学するためには、校内での競争が生じることもあります。

例えば、立命館大学に進学できたとしても、希望していた情報理工学部に進めなければ、本人にとって満足のいく進路とは限りません。

同志社大学でも、京都産業大学でも、龍谷大学でも同じです。

大学名だけでなく、何を学ぶかが重要なのです。

そして、もう一つ。

高校3年間で学力を伸ばすことを忘れてはいけません。

大学附属高校に進学すると、一般受験の勉強に費やす時間を別の活動に使える可能性があります。

探究活動。

資格取得。

英語学習。

部活動。

読書。

大学で学ぶ分野の先取り。

こうしたことに挑戦できるのは、大きな魅力です。

しかし、その時間を何もしないまま過ごしてしまえば、せっかくの環境を生かせません。

大学受験を回避することが目的になってはいけない。

大学附属高校の価値は、受験勉強から解放されることだけではなく、浮いた時間をどう使えるかにあると思います。

こんな生徒は大学附属高校を検討してほしい

僕は、大学附属高校がすべての生徒に向いているとは思っていません。

例えば、東京大学や京都大学、国公立大学医学部などを強く志望している場合は、一般受験に向けたカリキュラムや進路指導との相性を慎重に考える必要があります。

一方で、次のような生徒には、大学附属高校が有力な選択肢になると思います。

① 系列大学に学びたい学部がある生徒

大学名だけでなく、学部や学問分野まで調べているなら、内部進学制度は魅力的です。

② 高校時代に勉強以外にも挑戦したい生徒

探究活動やスポーツ、芸術、語学などに力を入れたい生徒にとって、大学附属高校の環境が合う可能性があります。

③ 大学進学の選択肢を早い段階から考えたい生徒

高校受験の段階から大学進学を意識することは、決して早すぎることではありません。

ただし、将来の希望が変わる可能性も考え、他大学受験への対応を確認しておくことが大切です。

まとめ|高校選びは、大学進学まで考えよう

今回は、滋賀県から通える大学附属高校について紹介しました。

同志社高校。

立命館高校・立命館守山高校。

京都産業大学附属高校。

龍谷大学付属平安高校。

どの学校にも、それぞれの魅力があります。

しかし、大学附属高校を選ぶ際に考えてほしいのは、単に大学の名前ではありません。

内部進学できる割合。

希望学部への進学条件。

他大学受験との両立。

高校での教育内容。

通学時間。

そして、3年間でどんな力を身につけたいのか。

これらを総合的に考えてほしいと思います。

高校受験は、人生の大きな節目です。

でも、人生のゴールではありません。

15歳を人生のピークにしない。

高校に合格した瞬間が、人生で一番頑張った瞬間になってほしくないのです。

高校は、あくまで通過点。

大学も、その先の人生に向けた通過点です。

大切なのは、どの学校に入るかだけではなく、その環境で何を学び、どんな人間になるか。

高校の進学実績は、あなたの進学実績ではない。

だからこそ、周囲の評判や偏差値だけで高校を選ばず、自分の将来から逆算して考えてほしいと思います。

青山予備校では、目先の高校合格だけでなく、その先の大学受験や将来まで見据えた学習を大切にしています。

高校選びで迷っている中学生・保護者の皆さんも、ぜひ一度、大学進学まで含めて進路を考えてみてください。





関関同立はいつから入るのがおすすめ?中学・高校・大学から入るメリット・デメリットを解説

こんにちは。青山予備校、柏原です。

中学受験や高校受験の面談をしていると、

よく出てくる選択肢があります。

大学附属校です。

滋賀・京都であれば、

立命館守山。

立命館。

同志社。

同志社女子。

などが、

比較的身近でしょう。

大学附属校の最大の魅力は、

やはり、

系列大学への内部進学という選択肢があること。

例えば同志社中学校では、例年ほぼ100%が同志社高校へ無試験の推薦制度で進学し、同志社高校からは例年約85%が同志社大学・同志社女子大学へ推薦制度を利用して進学しています。

立命館守山中学校にも、立命館大学・立命館アジア太平洋大学へつながる一貫教育のコースがあります。一方で、難関国公立大学を目指すフロンティアコースなども用意されています。

滋賀から通える大学付属校に関しては、こちらのブログにまとめています。

→滋賀から通える大学附属高校4選!同志社・立命館・京産大附属・龍谷大平安を徹底比較

では、

大学附属校を目指すなら、

中学から入るのがいいのか。

高校から入るのがいいのか。

それとも、

普通の中学・高校へ進んで、

大学受験で入ればいいのか。

今日は、

それぞれのメリット・デメリットを、

塾の立場から考えてみたいと思います。

そもそも関関同立附属校に入る最大のメリットは?

僕は、

関関同立付属校の最大のメリットを、

単純に、

「大学受験をしなくていいこと」

だとは思っていません。

むしろ、

大学受験に使うはずだった時間を、別のことに使えること。

こちらのほうが、

本質的なメリットだと思っています。

一般的な進学校なら、

高校2年、

高校3年になるにつれて、

生活の中心が、

大学受験になっていきます。

英単語。

英文法。

数学。

古文。

理科。

社会。

共通テスト。

過去問。

もちろん、

大学受験には、

大学受験の価値があります。

でも、

大学附属校なら、

条件を満たして内部進学できる場合、

その時間を、

別のことにも使える。

部活。

留学。

資格。

英語。

読書。

探究。

研究。

プログラミング。

芸術。

自分の好きなこと。

これは、

かなり大きなメリットです。

実際、立命館守山中学校は、大学附属ならではの一貫教育について「受験勉強に捉われない学び」を掲げ、探究活動などに力を入れています。

同志社中学校も、大学へ続く一貫教育の中で、考える力・感じる力・表現する力を育てる「全人教育」を掲げています。

つまり、

受験勉強をしなくていい。

ではなく、

受験勉強以外の勉強ができる。

ここに、

附属校の価値があると思います。

では、関関同立附属校にはいつから入るのがいい?

僕の結論から言います。

「その大学に行きたい」という意思が強いなら、早く入るメリットは大きい。

と思っています。

ただし、

早ければ早いほど、

無条件にいいわけではありません。

中学。

高校。

大学。

それぞれ、

意味が違います。

中学から関関同立附属校に入る

まず、

中学受験です。

小学6年生で受験して、

関関同立附属中学校へ入る。

このルートの最大のメリットは、

長期間、一貫した教育を受けられること。

です。

大学まで含めれば、

かなり長い期間を、

同じ教育理念の中で過ごすことになります。

同志社中学校の場合、中学から同志社高校への推薦制度があり、高校からは同志社大学・同志社女子大学への推薦の道があります。

立命館系列でも、中学生の段階から大学キャンパスを訪問したり、大学教授の講義に触れたりする高大連携・キャリア教育が行われています。

これは、

普通の中学校では、

なかなかできない経験です。

中学から入るメリット① 高校受験・大学受験に縛られにくい

かなり大きいです。

中学受験を突破すれば、

その後、

内部進学の条件を満たすことで、

高校・大学へつながっていく学校があります。

中学3年間を、

高校入試だけのために、

使わなくていい。

高校3年間も、

大学入試だけのために、

使わなくていい。

つまり、

12歳で進路をある程度決める代わりに、13歳から18歳までの時間を買う。

こう考えることもできます。

中学から入るメリット② 6年間で好きなことを深掘りできる

僕はこちらのほうが、

大きいと思います。

例えば、

英語が好き。

だったら、

大学入試のためだけではなく、

本当に英語を使えるところまで、

やってみる。

理科が好き。

だったら、

受験問題だけではなく、

研究してみる。

プログラミングが好き。

スポーツが好き。

音楽が好き。

何でもいい。

「受験に出るから勉強する」から、少し離れることができる。

これは、

関関同立附属校の、

かなり贅沢なところだと思います。

中学から入るデメリット①12歳で大学まである程度決まってしまうこと。

僕は、

ここを必ず保護者様に、

考えてほしいと思います。

12歳で、大学まである程度決めてしまうこと。

です。

小学6年生で、

「将来、

同志社大学に行きたい。」

「立命館大学に行きたい。」

と、

本当に分かるでしょうか。

もちろん、高校によっては、大学外部受験できるコースを設けているところもあります。

ただ、周りが内部受験する中、外部受験するのは、周囲に惑わされない精神力が必要になってきます。

 

多くの小学生は、

まだ、

大学で何を学ぶのかすら、

よく分からないと思います。

中学生になって、

医学をやりたくなるかもしれない。

高校生になって、

東大に行きたくなるかもしれない。

海外大学へ、

行きたくなるかもしれない。

12歳のときには、

知らなかった世界を、

16歳で知ることもあります。

 

あとは安心。

ではなく、

入学後も、

世界を広げ続けてほしいと思います。

高校から関関同立附属校に入る

個人的には、

かなりバランスがいい選択肢

だと思っています。

15歳なので、

12歳よりは、

自分の興味や将来について、

考えられるようになっています。

高校受験を通じて、

中学校の勉強もしっかりやる。

そのうえで、

「自分は、

この大学へ進みたい。」

と思えたなら、

附属高校を選ぶ。

大学受験を回避できる可能性もありつつ、

中学校までは、

進路を固定しすぎない。

このバランスは、

悪くありません。

高校から入るメリット|高校3年間を大学受験だけに使わなくていい

普通の進学校に入れば、

高1。

高2。

高3。

大学受験が、

徐々に近づいてきます。

一方、

関関同立附属高校なら、

内部進学を前提にしながら、

高校生活を設計できる学校があります。

その3年間を、

部活。

留学。

探究。

資格。

自分の興味。

に使える。

これは、

高校から関関同立附属校へ入る、

かなり大きなメリットです。

高校から入るデメリット|選択肢を早めに絞ることになる

例えば、

15歳で、

同志社大学への進学を見据えて、

同志社高校へ入る。

でも、

高校2年生になって、

「京都大学へ行きたい。」

と思うかもしれません。

もちろん、

関関同立附属高校から、

外部大学へ進学すること自体はあります。

同志社高校でも、約15%の生徒は同志社大学・同志社女子大学以外へ進学しており、医学・歯学など系列大学にない分野を中心に他大学への進路を選んでいます。

立命館守山にも、難関国公立大学を目指すフロンティアコースがあります。

だから、

附属校=絶対に系列大学

ではありません。

ただ、

周囲の多くが内部進学を選ぶ環境で、

自分だけ一般大学受験をする。

学校によっては、

進学校とは受験環境が違う可能性があります。

ここは、

学校選びの段階で、

確認しておいたほうがいいでしょう。

大学から入る

最後は、

普通の中学校。

普通の高校。

そして、

大学受験で、

同志社大学や立命館大学などを目指すルートです。

最大のメリットは、

18歳まで選択肢を残せること。

です。

12歳では、

分からなかった。

15歳でも、

分からなかった。

でも、

高校で、

物理を勉強して、

工学部に行きたくなった。

世界史を勉強して、

国際関係を学びたくなった。

経済を知って、

経済学部に行きたくなった。

大学を選ぶタイミングが、

18歳に近づくほど、

自分の興味を、

反映しやすくなります。

これは、

一般受験の大きなメリットです。

大学から入るデメリット|大学受験がある

当然ですが、

大学受験をしなければいけません。

高校3年間の、

かなりの時間を、

受験勉強に使います。

模試。

参考書。

過去問。

共通テスト。

一般選抜。

推薦。

場合によっては、

浪人。

大変です。

ただ、

僕は、

大学受験そのものを、

デメリットだけだとは思っていません。

以前にブログでも書いています。

書いています。

大学受験は、最後の平等な戦い。

大学受験、チャンスは平等!

自分で、

目標を決める。

現在地を知る。

計画を立てる。

失敗する。

修正する。

やり直す。

そして、

自分の力で、

進路を取りにいく。

この経験には、

かなり価値があります。

関関同立附属校の意外なデメリット|「勉強しなくていい」ではない

ここは、

かなり重要です。

附属校に入れば、

もう勉強しなくていい。

これは、

危険です。

内部進学には、

学校ごとの条件があります。

例えば同志社女子中高は、同志社大学・同志社女子大学への推薦について、在学中の成績が一定以上で大学側の条件を満たす必要があると明記しています。また、人気学部は希望者が多ければ成績順になります。

つまり、

大学附属校に入った瞬間、大学の学部まで保証される

とは限りません。

むしろ、

毎日の定期テスト。

普段の成績。

学校生活。

こうした積み重ねが、

希望学部に影響する学校もあります。

だから、

附属校ほど、

日々の勉強を、

舐めないほうがいい。

「大学受験がない」はメリットにもデメリットにもなる

これは、

僕が一番伝えたいところです。

大学受験がない。

最高じゃん。

と思うかもしれません。

確かに、

メリットです。

でも、

使い方を間違えると、

デメリットにもなります。

大学受験がないから、

英語を、

めちゃくちゃやる。

留学する。

本を、

100冊読む。

研究する。

プログラミングをする。

部活に、

本気で打ち込む。

これは、

関関同立附属校のメリットを、

最大限使っています。

一方、

大学受験がないから、

勉強しない。

ゲームする。

スマホを見る。

定期テストだけ、

最低限やる。

大学まで、

なんとなく進む。

これなら、

大学受験がないことが、成長機会を失う原因

にもなります。

同じ大学附属校でも、

6年間の過ごし方で、

全く違います。

結局、関関同立附属校にはいつから入るのがおすすめ?

僕なら、

こう考えます。

大学・学校の教育方針まで気に入っていて、そこで長く学びたいなら、中学から。

中学生になって自分の意思が見えてきて、その大学への進学希望が強いなら、高校から。

まだやりたいことや大学が決まっていないなら、無理に附属へ固定せず、大学受験まで選択肢を残す。

「中学からが得。」

「高校からがコスパいい。」

みたいな、

単純な話ではありません。

大切なのは、

いつ選択肢を絞るか。

です。

早く決めることは「安心」と引き換えに「選択肢」を手放すことでもある

中学から、

大学附属へ入る。

高校受験の不安が、

小さくなる。

大学受験の不安も、

小さくなる。

これは、

大きな安心です。

でも、

進路を早く決めるということは、

同時に、

他の選択肢を、

少しずつ手放していくことでもあります。

逆に、

一般の中学・高校へ進む。

高校受験。

大学受験。

大変です。

でも、

その分、

最後まで、

選択肢を持てる。

どちらが正解という話ではありません。

安心を早く買うのか。

選択肢を長く持つのか。

家庭によって、

答えは違います。

まとめ「関関同立附属だから」ではなく、その先を考えよう

関関同立附属校は、

魅力的です。

僕も、

いい選択肢だと思っています。

でも、

「大学まで行けるから。」

だけで、

学校を選んでほしくありません。

その学校で、

6年間、

何をするのか。

大学まで含めて、

何を学ぶのか。

大学受験に使わなくていい時間を、

何に使うのか。

そして、

その大学に、

本当に学びたい学部があるのか。

そこまで、

考えてほしい。

関関同立附属校に入ることは、

ゴールではありません。

内部進学も、

ゴールではありません。

本体は、

そこで、

何を学び、

何ができるようになったか。

です。

12歳で入っても。

15歳で入っても。

18歳で入っても。

一番大切なのは、

「入ったあと、何をするか。」

関関同立附属校を選ぶなら、

「受験から逃げられる学校」

としてではなく、

「受験に使うはずだった時間で、もっと面白いことができる学校」

として、

選んでほしいと思っています。