こんにちは。青山予備校の柏原です。
小学6年生も後半になると、
「中学校に入ったら、勉強についていけるかな」
「青山中の定期テストって難しい?」
「高校受験って、いつから考えればいい?」
そんな不安を持つ保護者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、
大津市立青山中学校へ進学予定の小学6年生・保護者の方に向けて、
中学入学までに準備しておきたいことを5つ述べたいと思います。
小学校の算数を中学校に持ち越さない。
まず、
一番やってほしいのが、
小学校算数の復習です。
中学校に入ると、
正負の数。
文字式。
方程式。
比例・反比例。
関数。
図形。
と、どんどん進んでいきます。
ところが、
中学校の数学でつまずいている生徒を見ていると、
原因が中学校の内容ではないことがあります。
例えば、
分数の計算。
小数。
割合。
速さ。
比。
単位変換。
こうした小学校内容です。
中学数学で困ってから、小学校算数に戻るのは大変
例えば、
方程式そのものは理解できている。
でも、
分数計算で間違える。
文章題の式が立てられない。
割合が分からない。
すると、
本人は、
「方程式が苦手」
だと思ってしまいます。
でも、
本当の原因は、
もっと前にある。
分数・割合・速さに不安があるなら、
春休みまでに一度復習しておきましょう。
英語は「中学に入ってから」でいいと思わない
次に、
英語です。
中学校に入る前に、
難しい英文法を先取りする必要はありません。
でも、
最低限、
英単語を書くことに慣れておく。
これはおすすめします。
小学校英語では、
聞く。
話す。
楽しむ。
という経験をたくさんしています。
一方、
中学校になると、
そこに、
「書く」
が本格的に入ってきます。
appleを見れば分かる。
でも、
何も見ずに書けない。
これは、
中学生によくあります。
「見たら分かる」と「書ける」は違う
「分かる」と「できる」は違う。
とよく言われますが、
英単語も同じです。
見たら意味が分かる。
発音もできる。
でも、
日本語だけを見せられると、
スペルが出てこない。
定期テストでは、
ここで点差がつきます。
中学校入学前なら、
難しい単語帳をやる必要はありません。
曜日。
月。
数字。
色。
身近な名詞。
小学校で習った基本単語。
まず、
「何も見ずに書く」
練習をしておくだけでも、
中1最初の負担はかなり変わります。
青山中では、定期テスト前だけ勉強するは通用しないと考える。
ここは、
青山中に進学する生徒に、
特に伝えたいところです。
青山中の定期テストについて、
よく他校よりも難しいといわれます。
年によってばらつきはありますが、
しっかり理解していないと解けない問題が多い印象です。
(青山中の定期テストが難しい理由については以前ブログにしています。
青山予備校で生徒を見ていても、
大切なのは、
テスト前だけ頑張る勉強から、普段から積み上げる勉強へ変えること
だと感じます。
中学校では、
テスト範囲が広くなります。
5教科だけではありません。
期末テストになれば、
実技教科もあります。
それを、
テスト1週間前になって、
「よし、全部やろう。」
では、
しんどい。
「内申は中3から頑張ればいい」は危険
高校受験を考えるなら、
ここは重要です。
内申です。
「高校受験なんて、まだ3年後でしょ?」
そう思うかもしれません。
でも、
中1から、
学校生活を大切にしてください。
定期テスト。
提出物。
授業。
実技教科。
日々の学習。
中3になって、
突然、
「内申を上げたい!」
と思っても、
すぐに何とかなるものではありません。
「青山中は内申が取りにくい」って本当?
これは、
保護者の方から聞かれることがあります。
結論から言えば、
「青山中だから内申が取りにくい」と客観的に断定できる公表データは確認できません。
ただ、実際問題、
青山中は、学力が高い生徒の割合は比較的高く、
指導してても、
他の中学なら5もらえていそうな子でも、4になるので、厳しいなと感じることもあります。
ただ、内申取りにくいから、あきらめるという姿勢の生徒と、
内申取りにくいからこそしっかり勉強しようというマインドで3年間過ごした生徒では、3年後確実に差がついています。
勉強習慣を小学生のうちにつくる
最後。
個人的には、
これが一番重要です。
中学校入学準備というと、
「英語を先取りしよう。」
「数学を先取りしよう。」
となりがちです。
もちろん、
先取りも悪くありません。
でも、
もっと大切なのは、
毎日勉強することが普通の状態をつくること。
です。
中学生になると忙しくなる。
中学校に入る。
授業。
宿題。
部活。
友達。
スマホ。
ゲーム。
YouTube。
習い事。
思っている以上に、
時間がなくなります。
青山中でも複数の運動部・文化部があり、通常6時間授業日の完全下校は時期によって多少前後しますが、
17時前後です。
そこから帰宅。
ご飯。
お風呂。
スマホ。
気づいたら、
22時。
「今日は疲れたから、明日やろう。」
これを繰り返す。
そして、
定期テスト1週間前だけ、
急に3時間勉強する。
かなりしんどいです。
小6のうちは「長時間」より「毎日」
だから、
入学前から、
3時間勉強してください。
とは言いません。
むしろ、
1時間でもいいから毎日やる。
こちらのほうが重要です。
最初は、
これでもいい。
勉強を、
「テスト前だけやる特別なイベント」
にしない。
歯磨きみたいに、毎日やるものにする。
この状態で4月を迎えられたら、
かなり違います。
まとめ:青山中学に進学するうえで知っておいてほしい5つのこと
まとめると、
① 小学校算数の穴を残さない。
② 英単語を「見て分かる」から「書ける」へ。
③ テスト前だけではなく、普段から勉強する。
④ 中1から内申を意識した学校生活をする。
⑤ 毎日勉強する習慣をつくる。
難しいことではありません。
でも、
この5つを、
4月から始めるのか。
それとも、
4月までに始めているのか。
この差は、
中1の1年間で、
少しずつ大きくなります。
中学入学は、最初の分岐点
小学6年生の保護者の方からすると、
高校受験は、
まだまだ先に見えると思います。
でも、
中学校生活は、
想像以上に早いです。
中1。
中2。
そして、
気づけば中3。
「もっと早くやっておけばよかった。」
受験生から、
何度も聞いてきた言葉です。
だからこそ、
まだ受験生ではない今から、
準備してほしい。
先取りよりも躓かない準備を
青山予備校として、
中学入学前の生徒全員に、
難しい中学内容をガンガン先取りしてほしいとは思っていません。
それより、
分数は大丈夫?
割合は?
英単語を書ける?
毎日机に向かえる?
分からない問題を放置していない?
こちらのほうが、
ずっと大切です。
基礎に戻ることは、後退ではない。
中学校で伸びるための、
助走です。
青山中での3年間を高校入試につなげよう
青山中の学校教育目標は、
「八草伸(やくしん)」
です。
そして、
目指す人間像として、
「主体的に考え、判断し、自らの責任で行動する青山人」
が掲げられています。
これは、
勉強にもそのまま当てはまると思います。
先生に言われたからやる。
親に言われたからやる。
塾に言われたからやる。
そこから、
自分で、
「何ができていない?」
「今日は何をやる?」
「次のテストまでに何を変える?」
と考えられるようになる。
管理するのは、管理されなくなるため。
青山予備校が目指しているのも、
そこです。
中学入学は、
ゴールではありません。
スタートです。
だからこそ、
今から
焦らず準備してほしいです。
中1最初の定期テストが終わってからではなく、入学前から。
青山中での3年間を、
良いスタートから始めましょう。