【2027年度】滋賀から通える情報系大学を徹底比較!国公立・関関同立・産近甲龍のおすすめ学部を紹介!

こんにちは。青山予備校、柏原です。

今回は、滋賀県から通える情報系大学について紹介します。

近年、高校生の進路相談で増えているのが、

「AIに興味がある」

「将来、IT企業で働きたい」

「プログラミングを大学で学びたい」

「情報系の学部に進学したいけど、どの大学がいいの?」

といった相談です。

生成AIの普及もあり、情報系学部への関心は高まっています。

ただ、ここで一つ注意してほしいことがあります。

情報系学部なら、どこに進学しても同じだと思っていませんか?

実は、大学によって学べる内容は大きく異なります。

プログラミングを中心に学ぶ大学。

AIや機械学習を研究する大学。

統計学やデータ分析を重視する大学。

電気電子やロボットと情報技術を組み合わせる大学。

同じ情報系でも、目指す方向性はさまざまです。

そして、滋賀県の高校生には大きなメリットがあります。

それは、滋賀県内だけでなく、京都・大阪の大学も自宅通学の選択肢に入ることです。

今回は、南草津駅を通学の起点として、滋賀から通える情報系大学を比較していきます。

以前滋賀県南草津から通える国公立大学については、こちらのブログでまとめています。

→南草津駅から通えるおすすめ国公立大学は?偏差値、所要時間も紹介。

そもそも情報系学部では何を学ぶの?

最初に知ってほしいのは、情報系学部には大きく分けて複数の学問分野があるということです。

情報工学・コンピュータサイエンス

コンピュータの仕組みやソフトウェア、ネットワーク、情報セキュリティなどを学ぶ分野です。

プログラミングが好きな人や、将来ソフトウェアエンジニアになりたい人に向いています。

AI・機械学習

人工知能の仕組みや、データから規則性を学習する技術を研究する分野です。

数学、特に線形代数・確率統計・微分積分などが重要になります。

「AIに興味があるけど、数学は嫌い」

という生徒は、少し注意が必要です。

AIを使うことと、AIの仕組みを理解して開発することは違います。

データサイエンス

大量のデータを分析し、社会や企業の課題解決につなげる分野です。

統計学、プログラミング、数学などを組み合わせて学びます。

経済や経営、医療、スポーツなど、さまざまな分野に応用できるのが特徴です。

電子情報・ロボット・組み込みシステム

コンピュータと電子回路、機械、通信技術などを組み合わせる分野です。

ロボットや自動車、IoT機器などに興味がある人に向いています。

このように、情報系といっても内容はさまざまです。

「情報系に行きたい」から、もう一歩踏み込んで、「情報の何を学びたいのか」を考えてほしいと思います。

滋賀から通える国公立の情報系大学一覧

滋賀大学|データサイエンス学部

まず紹介したいのが、滋賀大学データサイエンス学部です。

滋賀大学は2017年、日本で初めてデータサイエンス学部を設置しました。

データサイエンス分野の先駆的な大学として知られています。

特徴は、統計学と情報学を組み合わせた学習です。

データ分析。

機械学習。

プログラミング。

企業や社会の課題解決。

こうした内容を幅広く学びます。

また、文理融合型の教育を行っていることも特徴です。

情報系と聞くと理系のイメージが強いかもしれませんが、滋賀大学では文系出身者も学んでいます。

ただし、文系出身者でも入学できることと、数学が不要であることは別です。

大学では統計学や情報技術を学ぶため、数学的な思考力は欠かせません。

おすすめの生徒

  • AIやデータ分析に興味がある
  • 統計学を学びたい
  • データを使って社会課題を解決したい
  • 国公立大学への進学を希望している

注意点

キャンパスは彦根市にあります。

南草津から通う場合、JRで彦根方面に移動し、駅からのアクセスも考える必要があります。

滋賀県内だからといって、通学が楽とは限りません。

滋賀県立大学|工学部 電子システム工学科

次に紹介するのが、滋賀県立大学です。

滋賀県立大学の電子システム工学科では、電気・電子・情報工学に関わる内容を学びます。

純粋な情報科学だけを学ぶ学科というより、電子技術と情報技術を組み合わせた工学系の学科です。

例えば、電子回路や制御、情報処理などに興味がある生徒に向いています。

おすすめの生徒

  • ロボットや電子機器に興味がある
  • ハードウェアとソフトウェアの両方を学びたい
  • 滋賀県内の公立大学を目指したい

一方、データサイエンスを中心に学びたい場合は、滋賀大学との違いを確認しましょう。

また、滋賀県立大学も彦根市にあります。

南草津から通学する場合は、移動時間と交通費を事前に調べることをおすすめします。

京都工芸繊維大学|工芸科学部 情報工学課程

個人的に、滋賀県の情報系志望者にぜひ知ってほしい国立大学が、京都工芸繊維大学です。

京都市左京区にある国立大学で、情報工学課程ではコンピュータ科学とコンピュータ工学を体系的に学びます。

プログラミングだけでなく、

  • アルゴリズム
  • ソフトウェア工学
  • 情報ネットワーク
  • 情報セキュリティ
  • AI・データサイエンス
  • コンピュータシステム

などを学べるのが特徴です。

おすすめの生徒

  • 情報工学を本格的に学びたい
  • ソフトウェア開発やAIの研究に興味がある
  • 国立大学を目指したい
  • 将来、大学院進学も考えている

南草津からは京都駅方面に移動し、地下鉄などを利用する通学ルートが考えられます。

滋賀県内の高校生にとって、ぜひ比較対象に入れてほしい大学です。

関関同立の情報系学部を比較

同志社大学|理工学部・文化情報学部

同志社大学で情報系を考える場合、代表的な選択肢が2つあります。

一つは、理工学部のインテリジェント情報工学科など。

もう一つは、文化情報学部です。

理工学部では、コンピュータシステムや情報処理技術など、工学的な内容を中心に学びます。

一方、文化情報学部は文理融合型の学部です。

文化や社会、人間の活動をデータサイエンスの手法で分析します。

例えば、言語や文化、心理などに興味があり、それらをデータで研究したい生徒にとっては魅力的でしょう。

ただし、文化情報学部は、一般的なソフトウェア開発者の養成だけを目的とする学部ではありません。

同じ同志社大学でも、情報工学を学びたいのか、データ分析を通じて人間や社会を研究したいのかで、選ぶ学部が変わります。

両学部とも、主な学びの場は京田辺キャンパスです。

南草津から通学する場合は、京都駅方面から近鉄などを利用するルートを検討することになります。

立命館大学|情報理工学部

立命館大学の情報理工学部は、関西の私立大学で情報系を学びたい生徒にとって、有力な選択肢の一つです。

情報科学、AI、ネットワーク、セキュリティなど、幅広い分野を扱っています。

情報分野の研究室も充実しており、大学院進学を考える生徒にも注目してほしい学部です。

ここで、滋賀県の高校生に注意してほしいことがあります。

立命館大学の情報理工学部は、現在、南草津のびわこ・くさつキャンパスにはありません。

2024年4月に、大阪いばらきキャンパスへ移転しています。

「立命館大学なら草津市にあるから近い」

と考えて志望すると、入学後に驚くことになります。

 

同じ大学でも、学部によってキャンパスが異なります。

情報理工学部を目指すなら、通学先は大阪府茨木市です。

南草津からはJRで茨木方面へ向かうルートが考えられます。

南草津駅からは所要時間約50分です。

おすすめの生徒

  • 情報工学を幅広く学びたい
  • AIや情報セキュリティに興味がある
  • 大学院進学も視野に入れている
  • 関西の私立大学で情報系を学びたい

産近甲龍の情報系学部を比較

京都産業大学|情報理工学部

京都産業大学の情報理工学部は、幅広い情報技術を学べることが特徴です。

公式サイトでは、11のコースを組み合わせながら学べる教育制度が紹介されています。

大学入学後に興味のある分野を深めたり、複数の分野を横断的に学んだりできます。

「情報系に興味はあるけれど、具体的な専門分野はまだ決まっていない」

という生徒にも検討してほしい大学です。

また、京都産業大学では、入試において「情報」を活用する情報プラス型の制度も設けられています。

高校の「情報Ⅰ」が得意な生徒は、入試制度も確認するとよいでしょう。

ただし、キャンパスは京都市北区の上賀茂エリアです。

南草津から通学する場合、京都駅までのJR移動に加えて、地下鉄やバスなどの移動が必要になります。

通学時間は慎重に確認したいところです。

龍谷大学|先端理工学部 知能情報メディア課程

滋賀県南部の高校生にとって、通学面で非常に魅力的なのが龍谷大学です。

龍谷大学の先端理工学部は、大津市の瀬田キャンパスにあります。

知能情報メディア課程では、プログラミングやソフトウェア、データ処理、情報メディア技術などを学びます。

情報系の専門教育を受けながら、自宅から通いやすい環境を探している生徒には、有力な選択肢です。

おすすめの生徒

  • プログラミングやソフトウェア開発に興味がある
  • 情報メディアやAIに興味がある
  • 滋賀県内からの通学を重視したい
  • 私立大学の情報系学部を考えている

ただし、瀬田キャンパスはJR瀬田駅の目の前ではありません。

駅からのバス移動なども含めて、実際の通学時間を確認しましょう。

近畿大学|情報学部

近畿大学の情報学部も、情報系志望者には検討してほしい学部です。

東大阪キャンパスにあり、情報技術やソフトウェアなどの分野を学びます。

情報系を専門的に学びたい生徒にとって、候補になる大学です。

ただし、滋賀県南部からの通学では注意が必要です。

東大阪キャンパスは、JR京都線沿線ではありません。

大阪方面への移動に加えて、近鉄などへの乗り換えが必要です。

大学名だけでなく、毎日通うキャンパスの場所まで調べることが重要です。

大阪工業大学|実践的な情報技術を学びたい生徒に

関関同立や産近甲龍以外にも、情報系で検討したい大学があります。

その一つが、大阪工業大学です。

大阪工業大学には情報科学部があり、情報技術を専門的に学ぶことができます。

実践的な学習や技術者教育に興味がある生徒は、カリキュラムや研究室を調べてみるとよいでしょう。

ただし、情報科学部があるのは枚方キャンパスです。

大阪工業大学には複数のキャンパスがあるため、大宮キャンパスや梅田キャンパスと混同しないよう注意してください。

南草津からは乗り換えやバス移動が必要になるため、通学負担を確認したい大学です。

南草津駅から通いやすい情報系大学は?

ここまで紹介した大学を、通学面から考えてみましょう。

大学

主な通学先

南草津からの通学イメージ

龍谷大学

大津市瀬田

JRとバスなどで比較的検討しやすい

滋賀大学

彦根市

JRで彦根方面へ移動

滋賀県立大学

彦根市

JRとバスなどを利用

京都工芸繊維大学

京都市左京区

JRと地下鉄などを利用

同志社大学

京田辺市

JR・近鉄などを利用

立命館大学

大阪府茨木市

JRで茨木方面へ移動

京都産業大学

京都市北区

JR・地下鉄・バスなどを利用

近畿大学

東大阪市

JR・近鉄などを利用

大阪工業大学

枚方市

JR・私鉄・バスなどを利用

※所要時間は出発駅・乗り換え・授業開始時刻によって変わるため、上表では分単位の時間を記載していません。

大学選びでは、どうしても偏差値や就職実績に注目しがちです。

でも、通学時間も非常に重要です。

仮に片道の通学時間が30分違えば、往復で1時間。

年間200日通学すると、年間200時間。

4年間なら800時間の差になります。

もちろん、電車の中で勉強することもできます。

しかし、大学では授業だけでなく、実験や研究、課外活動などもあります。

特に理工系学部では、研究室に所属した後の生活も考える必要があります。

通学時間は、大学4年間の使える時間を左右する。

これは、ぜひ意識してほしいと思います。

AI時代に情報系学部へ進学する価値はある?

最後に、少し考えてほしいことがあります。

最近では、AIがプログラムを書いてくれるようになりました。

ChatGPTなどを使えば、簡単なコードなら短時間で作成できます。

そうなると、

「これからプログラミングを勉強する意味はあるの?」

と考える人もいるかもしれません。

でも、僕はむしろ逆だと思っています。

AIがコードを書ける時代だからこそ、そのコードが正しいのか判断する力が必要になります。

何を作るべきなのか。

どんな問題を解決するべきなのか。

どの技術を使えばよいのか。

AIが出した答えに問題はないのか。

こうしたことを考えるためには、情報科学の基礎知識が必要です。

単にコードを書くだけではなく、仕組みを理解し、設計し、検証する力が重要になります。

AIを使える人と、AIに使われる人。

その違いを生むのは、自分の頭で考えられるかどうかだと思います。

だからこそ、情報系大学を目指す生徒には、プログラミングだけでなく、数学や論理的思考力を大切にしてほしいのです。

目的別!滋賀から通える情報系大学の選び方

ここまで紹介した大学を、目的別に整理してみます。

AI・データサイエンスを学びたい

滋賀大学データサイエンス学部や、同志社大学文化情報学部などが候補になります。

統計学やデータ分析をどの程度学べるのか、研究室まで確認しましょう。

情報工学を本格的に学びたい

京都工芸繊維大学情報工学課程、立命館大学情報理工学部、同志社大学理工学部などが候補になります。

コンピュータ科学やソフトウェア、ネットワークなどの専門性を比較したいところです。

プログラミングやソフトウェア開発を学びたい

龍谷大学先端理工学部、京都産業大学情報理工学部、近畿大学情報学部、大阪工業大学情報科学部なども比較してほしい大学です。

実習科目や研究室の内容を確認すると、違いが見えてきます。

ロボット・電子機器・情報技術を組み合わせたい

滋賀県立大学工学部電子システム工学科などが候補になります。

情報技術と電気電子工学をどのように組み合わせて学ぶのかがポイントです。

まとめ|情報系大学は「偏差値」だけではなく「何を学ぶか」で選ぼう

今回は、滋賀県から通える情報系大学について紹介しました。

滋賀大学。

滋賀県立大学。

京都工芸繊維大学。

同志社大学。

立命館大学。

京都産業大学。

龍谷大学。

近畿大学。

大阪工業大学。

滋賀県から通える範囲にも、さまざまな情報系大学があります。

ただし、最も大切なのは、大学名ではありません。

その大学で何を学びたいのか。

AIを研究したいのか。

データ分析を学びたいのか。

ソフトウェアを開発したいのか。

ロボットを作りたいのか。

目的によって、選ぶべき大学は変わります。

そして、志望大学が決まったら、入試科目と配点を調べる。

今の学力との差を確認する。

必要な参考書や演習を決める。

そこから受験勉強を始めてほしいと思います。

大学受験は、戦略が9割。

情報系が人気だからという理由だけで、何となく志望するのではなく、自分の興味や将来から逆算して大学を選んでほしい。

そして、大学に合格することをゴールにしないでほしいと思います。

大学の名前より、大学で何を学ぶか。

青山予備校では、志望大学への合格だけでなく、その先の将来まで見据えた学習を大切にしています。

滋賀県から情報系大学を目指している高校生の皆さんも、自分の可能性を広げるために、今から一歩ずつ準備していきましょう。

共通テストまであと100日!受験生が絶対にやるべきこと3選

こんにちは。青山予備校、柏原です。

2027年度大学入学共通テストは、2027年1月16日(土)・17日(日)に実施されます。

10月8日で、共通テストまでちょうど100日となりました。

受験生の皆さん、準備は順調でしょうか。

「まだ100日ある」

「もう100日しかない」

感じ方は人それぞれだと思います。

ただ、一つ言えることがあります。

ここからの100日は、勉強のやり方を間違えると取り返しがつかない。

もちろん、まだまだ成績を伸ばすことは可能です。

しかし、時間は有限です。

だからこそ、これまで以上に戦略が重要になります。

今回は、共通テストまで残り100日となった今、受験生に意識してほしいことを3つ紹介します。

教科ごとの目標点数を決めて、戦略を練ろう

まず、一番伝えたいことです。

共通テストで何点取るつもりですか?

こう質問すると、

「とりあえず8割です」

「できれば800点くらい欲しいです」

と答える受験生がいます。

もちろん、総合点の目標を決めることは大切です。

でも、それだけでは不十分です。

大切なのは、教科ごとに何点取るのかを決めること。

例えば、共通テストで800点を目指すとします。

全教科で均等に8割を取る必要があるでしょうか。

そんなことはありません。

英語が得意なら、英語で9割を目指せばいい。

数学が苦手なら、数学は7割を目標にしてもいい。

理科や社会で得点を稼ぐ戦略もあります。

もちろん、志望大学の科目別配点や傾斜配点によっても変わります。

重要なのは、自分の得意・不得意と志望大学の配点を踏まえて、目標点を設計すること。

そして、不得意科目は控えめな目標設定をすることです。

例えば、1000点満点で700点を目指すなら?

国語が苦手な理系受験生という設定で考えてみました。

以下は、あくまで一例です。

科目

目標点

国語

120 / 200

英語リーディング

80 / 100

英語リスニング

80 / 100

数学ⅠA

75 / 100

数学ⅡBC

75 / 100

理科2科目

120 / 200

地歴公民

75/ 100

情報Ⅰ

75/ 100

合計

700 / 1000

このように、科目別の目標点を決めることで、やるべきことが明確になります。

例えば、現在の数学ⅠAが65点で、目標が75点なら、あと10点。

では、その10点をどこで取るのか。

確率なのか。

図形なのか。

データの分析なのか。

時間配分を改善すれば取れる10点なのか。

それとも、知識の抜けを埋める必要があるのか。

ここまで考えて、初めて戦略になります。

「数学を頑張る」は戦略ではありません。

「数学ⅠAの確率を重点的に復習して、75点を安定して取れるようにする」

ここまで具体化してください。

残り100日。

すべての教科を均等に勉強する必要はありません。

志望大学の合格に必要な点数から逆算して、優先順位を決めましょう。

大学受験は、戦略が9割。

何となく勉強する100日と、目標から逆算する100日では、結果は大きく変わります。

注意点

目標点数は、あくまで、残り100日の戦略を決めるためのものです。本番では、決めた目標点数に固執しないようにしてください。なぜなら、本番、極端に平均点の低い科目、高い科目が出てくることがあるからです!

例えば、数学90点取らなきゃと意気込んで、数学めっちゃ難しくなって、パニックになって失敗というケースは本当によくあります。

予想問題より過去問を優先して、ひたすら演習しよう

次に伝えたいことです。

共通テスト対策は、過去問を中心に進めてください。

この時期になると、各予備校や出版社から共通テストの予想問題集が販売されます。

もちろん、予想問題集にも価値があります。

本番形式の演習量を増やしたり、時間配分を確認したりするためには役立ちます。

ただし、僕は過去問を優先してほしいと思っています。

理由はシンプルです。

本番の試験を作っているのは、予備校ではなく大学入試センターだからです。

問題文の作り方。

資料の提示方法。

設問の誘導。

選択肢の作り方。

時間的な負荷。

これらを知るためには、実際に出題された問題に取り組むのが基本です。

特に共通テストでは、単に知識を覚えているだけでは解けない問題も出題されます。

資料を読み取る。

必要な情報を整理する。

条件を比較する。

限られた時間の中で判断する。

こうした力を鍛えるためにも、過去問演習は重要です。

過去問は、解いた後が本番

ただし、ここで注意してほしいことがあります。

過去問を解きっぱなしにするな。

80点だった。

60点だった。

難しかった。

時間が足りなかった。

それだけで終わっていませんか。

大切なのは、なぜ失点したのかを分析することです。

例えば、英語リーディングで時間が足りなかった場合。

読む速度が遅いのか。

設問の処理に時間がかかっているのか。

必要のない箇所まで丁寧に読みすぎているのか。

原因によって対策は異なります。

数学でも同じです。

公式を知らなかったのか。

解法が思いつかなかったのか。

問題文の条件を読み落としたのか。

計算ミスなのか。

これらを区別しなければ、何度過去問を解いても同じ失敗を繰り返します。

過去問は、点数を測るためだけのものではありません。

自分の弱点を発見し、次の勉強を決めるためのものです。

 

また演習の際は、苦手分野だけ集中的に演習するのも効果的です。

例えば、数学でベクトルが苦手なら、過去問のベクトルの分野だけさかのぼって解く、

共通テストが難しければ、まずは、センター試験のベクトルの単元だけ解くなど、

分野別に攻略するのが、効果的です。

過去問は繰り返し解こう

過去問を一度解いて終わりにするのは、もったいないです。

間違えた問題は、解説を読んで理解する。

必要なら参考書に戻る。

そして、時間を空けてもう一度解く。

自分の力で正解できるようになったかを確認する。

この繰り返しが重要です。

ただし、同じ問題を解き直すと答えを覚えてしまうこともあります。

例えば、数学などは、2回目の解きなおしの際は、制限時間を5~10分短くするなどして、

スピード感覚を身につけるのも一案でしょう。

過去問を軸に、演習と復習を繰り返す。

これが、残り100日の基本方針です。

生活リズムに気をつけよう

最後は、生活リズムについてです。

この時期になると、焦りから睡眠時間を削る受験生がいます。

夜中の2時まで勉強する。

朝はギリギリまで寝る。

休日は昼過ぎに起きる。

これでは、本番に向けた準備としては不十分です。

なぜなら、共通テストは朝から始まる試験だからです。

普段、午前中は頭が働かない。

夜にならないと集中できない。

そんな生活を続けていて、本番だけ朝から最高のパフォーマンスを発揮できるでしょうか。

難しいと思います。

だからこそ、今から生活リズムを整えてほしいのです。

 

睡眠時間を削って勉強するな

受験生の中には、

「寝る時間を削れば、その分勉強できる」

と考える人もいます。

しかし、睡眠不足は集中力や記憶力、判断力に悪影響を及ぼします。

勉強時間が増えても、勉強の質が落ちてしまっては意味がありません。

勉強時間を増やすために、勉強の質を落とすな。

必要な睡眠時間を確保し、毎日できるだけ同じ時間に起きる。

そして、午前中から集中して勉強できる状態を作る。

これも立派な受験対策です。

本番と同じ時間帯に演習しよう

もう一つ、おすすめしたいことがあります。

それは、共通テスト前1か月になったら、

休日などを利用して、共通テスト本番に近い時間帯の過去問演習を取り入れることです。

例えば、午前中に試験がある科目なら、午前中に演習する。

休憩時間も本番に近づける。

長時間集中する練習をする。

共通テストは、科目によっては長時間の集中力が求められます。

特に2日間にわたって受験する場合、体力面も無視できません。

知識や解法だけでなく、本番で実力を発揮するための準備を進めましょう。

また、寒くなる時期です。

体調を崩して勉強できない日が続くことも、大きなロスになります。

無理をして一日だけ長時間勉強するより、毎日安定して勉強できることを大切にしてください。

体調管理という科目が存在するぐらいの感覚で、体調管理には十分留意してください。

 

まとめ|残り100日。努力の量だけでなく、方向を考えよう

今回は、共通テストまで残り100日となった受験生に向けて、3つのポイントを紹介しました。

① 教科ごとの目標点数を決めて、戦略を練ろう。

総合点だけでなく、各教科で何点取るのかを明確にする。

② 予想問題より過去問を優先して、ひたすら演習しよう。

実際の出題を分析し、演習と復習を繰り返す。

③ 生活リズムに気をつけよう。

睡眠を確保し、本番で実力を発揮できる状態を作る。

共通テストまで、あと100日。

まだ100日あります。

でも、無限に時間があるわけではありません。

だからこそ、何となく勉強するのはやめましょう。

何点取る必要があるのか。

そのために何を勉強するのか。

何を優先し、何を後回しにするのか。

それを考えることが大切です。

戦略の失敗は、戦術では補えない。

どれだけ勉強していても、方向が間違っていれば、目標には届きません。

逆に、正しい方向に努力を積み重ねれば、残り100日でも成績を伸ばせる可能性は十分あります。

100日後の結果を変えるのは、今日の行動です。

青山予備校は、最後まで自分の可能性を諦めず、挑戦し続ける受験生を応援しています。

これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず

昨日高校生クイズを見ていて(リアルタイムで見れなかったので、勤務終了後、tverで見ました。)

感じたことを書きたいかなと思います。

高校生クイズ

2026年の全国大会出場校を見ると、

灘。

東大寺学園。

洛南。

北野。

渋谷教育学園幕張。

浅野。

ラ・サール。

早稲田。

など。

いわゆる、

難関高校がかなり多い。

それを見ながら、

ふと思いました。

偏差値が高いから、クイズが強いのか。

それとも、

クイズを面白がれるくらい好奇心が強いから、結果として勉強もできるのか。

たぶん、

そんな単純な因果関係ではないでしょう。

でも、

教育という意味では、

かなり面白い問いだと思います。

知ることを楽しむ

クイズって、

冷静に考えれば、

知らなくても困らないことだらけです。

地理。

歴史。

科学。

文学。

スポーツ。

芸術。

時事。

雑学。

「それ覚えて、

将来何に使うの?」

と言われたら、

困る知識もたくさんある。

でも、

クイズが好きな人は、

そんなことを考えません。

知ること自体が面白い。

もはや楽しんでいるまである。

論語でこれを知る者はこれを好む者に如かず。

これを好む者はこれを楽しむ者に如かず 

という言葉が出てきます。

物事を知っている者は、それを好んでいる人には及ばない。物事を好んでいる人は、それを楽しんでいる者には及ばない。

という意味ですが、

まさにその通りだなと思います。

勉強を「役に立つ・立たない」だけで考えない

中学生、高校生と話していると、

たまに言われます。

「古文って将来使います?」

「因数分解って大人になって使います?」

「歴史の年号を覚えて何になるんですか?」

気持ちは分かります。

でも、

全部に、

即効性のある意味を求めてしまうと、

勉強は、

めちゃくちゃつまらなくなります。

逆に、

「へえ、そうなんや。」

が増えてくると、

勉強は面白くなる。

なぜ空は青い?

なぜ英語ではこう表現する?

なぜ戦争は起こった?

なぜこの公式になる?

 

琵琶湖って、

どうやってできたんだろう?

一つ知る。

すると、

また一つ疑問が生まれる。

その疑問を調べる。

また、

知らないことに出会う。

勉強って、本来この繰り返しなんじゃないでしょうか。

勉強も、クイズだと思ったら楽しい

例えば、

英単語。

「この単語の意味は?」

クイズです。

歴史。

「鎌倉幕府を開いたのは?」

クイズです。

化学。

「この条件なら何が生成される?」

クイズです。

数学だって、

少し違いますが、

「この条件だけを使って、答えを出せるか?」

という謎解きです。

国語も、

「この筆者が言いたいことは何?」

という謎解き。

そう考えると、

勉強とクイズって、

それほど遠くありません。

「正解した!」は本来、気持ちいい

クイズ番組を見ていると、

難しい問題に正解した瞬間、

めちゃくちゃ嬉しそうですよね。

勉強だって、

本来同じです。

昨日まで分からなかった問題が、

今日、

解けた。

知らなかった英単語が、

長文に出てきて、

意味が分かった。

日本史で覚えた出来事が、

別の出来事とつながった。

「あ、分かった。」

この瞬間は、

本来かなり気持ちいい。

でも、

学校の勉強になると、

点数。

順位。

偏差値。

内申。

宿題。

受験。

いろいろなものがくっついて、

いつの間にか、

「知ることそのものの楽しさ」

を忘れてしまう。

これは、

少しもったいない。

好奇心旺盛な生徒は伸びる

教育に携わっていて、

伸びる子は、

好奇心旺盛な子だなと感じます。

知らない言葉が出てきた。

「先生、これどういう意味?」

歴史で、

「なんでこの国はそんなことしたんですか?」

理科の問題を解いていた。

「これ、条件変えたらどうなるんですか?」

数学を解いていた。

「別解ないんですか?」

こういう質問。

めちゃくちゃいい。

テストに出るかどうかなんて、大事かもしれないけど、

それ以上に、

疑問を持つこと自体に価値があると思います。

好奇心の芽を摘まないでほしい。

よく、小中学生の保護者様から、

勉強でも関係のないことに興味を持ってばかりで、効率がわるいからどうすればいいかと

ご相談をいただくことがあります。

 

確かに、受験生なら、効率よくやることが大切になることが大事なこともあります。

ただ、非受験生なら、興味のあることをとことん、調べる姿勢のほうが、大切です。

短期的には、非効率かもしれないけど、長期的には、伸びますよという話をさせていただいています。

なぜなら、

「勉強しなさい。」

と言われなくても、

好奇心があるので、

勝手に学び始めるからです。

最強なのは「勉強している感覚がない人」

ゲームが好きな人に、

「今日もゲームの勉強3時間頑張ったね。」

とは、

あまり言いません。

本人は、

頑張っている感覚がない。

面白いから、

やっている。

クイズも、

同じです。

問題が出る。

考える。

分からない。

答えを見る。

「へえー!」

次の問題。

これを、

勉強でもできたら強い。

「今日は3時間勉強しなければ。」

ではなく、

「これ何なん?」

から始まる。

その好奇心が、

気づけば、

3時間の勉強になっている。

これは、

理想的な学び方の一つだと思います。

勉強を、もう一度クイズに戻そう

小さい子どもは、

めちゃくちゃ質問します。

「なんで?」

「これ何?」

「どうして?」

本来、

人間は、

知らないことを知りたがる生き物なのかもしれません。

でも、

いつの間にか、

勉強が、

テストのため。

内申のため。

受験のため。

になってしまう。

もちろん、

受験生なら、

点数は取らないといけません。

青山予備校も、

塾なので、

そこから逃げるつもりはありません。

でも、

それだけになったら、

もったいない。

勉強も、でっかいクイズです。

世界中に、

まだ知らない問題がある。

答えを知ったら、

また次の問題が出てくる。

その繰り返し。

高校生クイズを見ながら、

そんなことを思いました。

偏差値が高いから、クイズが強いのか。

好奇心が強いから、偏差値が高いのか。

答えは、

簡単には出ません。

でも、

一つだけ言えることがあります。

「知りたい」は、勉強のめちゃくちゃ強いエンジンです。

勉強がつまらなくなったら、

一回、

点数も、

偏差値も、

忘れてみる。

そして、

目の前の問題を、

クイズだと思ってみる。

「これ、なんで?」

そこから、

勉強はもう一度、

面白くなるかもしれません。

勉強を、楽しもう。

世界は、

まだ知らないことで、

できています。

勉強って何のためにするの?

こんにちは。青山予備校、柏原です。

今日は少し、

勉強法ではなく、

「そもそも、なぜ勉強するのか。」

について書きたいと思います。

勉強というと、

英単語を覚える。

公式を覚える。

歴史用語を覚える。

問題が解けるようになる。

偏差値を上げる。

志望校に合格する。

もちろん、

全部大切です。

でも、

僕は勉強の本質は、

もう少し違うところにあると思っています。

それは、

準拠枠を広げること。

です。

準拠枠とは何か

英語では、frame of referrenceです。

「判断枠組み」「判断基準」とも訳されたりします。



少し難しい言葉ですが、

簡単に言えば、

「物事を見るときの、自分の中の基準や枠組み」

です。

 

受験業界では、元駿台代ゼミで医学部数学を多く担当されていた数学講師の西岡康夫先生だったり、

黄色リーディング教本で、おなじみ、

薬袋先生のメソッドでも有名です。

(参考書マニア的ですいません汗。)

人は、

世界をそのまま見ているわけではありません。

自分が知っていること。

経験したこと。

教えてもらったこと。

価値観。

そういったものを通して、

世界を見ています。

つまり、

知らないものは、そもそも見えない。

そして見えているものは、人それぞれ違う。

ここが重要です。

ちなみに、京都大学の英語でもかつて、

frame  of referrenceが下線部訳に登場したことありました。

考え方知っていれば有利に働いたでしょう。

本ブログでも、難関大の英語や現代文で必要な考え方、ちりばめたらと思ってますので、

大学受験生是非見てくださいね笑。

同じものを見ても、見えているものは違う

例えば、

琵琶湖を見る。

小学生なら、

「大きな湖。」

と思うかもしれない。

地理を勉強した人なら、

日本最大の湖として見る。

歴史を勉強した人なら、

交通や物流との関係を見る。

生物を勉強した人なら、

固有種や生態系を見る。

環境問題を勉強した人なら、

水質や外来種について考える。

経済を勉強した人なら、

観光資源として見るかもしれない。

見ている琵琶湖は、同じです。

でも、

見えている世界は、

全然違う。

なぜか。

持っている準拠枠が違うからです。

知識が増えると、世界の解像度が上がる

これは、

英語でも同じです。

英語を知らなければ、

街中の英語は、

ただのアルファベットです。

英語を勉強すると、

意味が分かる。

さらに、

文化や歴史まで勉強すると、

「なぜこの表現をするのか。」

まで見えてくる。

数学も同じ。

数学を知らなければ、

数字は、

ただの数字です。

でも、

統計を知れば、

ニュースで出てくる、

平均。

割合。

相関。

グラフ。

こういったものを、

少し違った目で見られる。

だから、

勉強するということは、

単に、

「知っていることが増える」

だけではありません。

「見えるものが増える。」

ということです。

勉強すると「疑える」ようになる

これも、

勉強する意味だと思います。

例えば、

SNSで、

「○○をした人の90%が成功しました!」

という数字を見る。

知識がなければ、

「すごい!」

で終わるかもしれない。

でも、

統計を知っている人なら、

「何人を調査したの?」

「比較対象は?」

「成功ってどう定義したの?」

「相関なのか、因果なのか?」

と考えられる。

知識があるから、疑える。

これも、

準拠枠が広がったということです。

自分の常識が「唯一の正解」ではなくなる

勉強すると、

自分が当たり前だと思っていたことが、

当たり前ではないと気づきます。

歴史を学ぶ。

外国語を学ぶ。

文学を読む。

科学を学ぶ。

違う時代。

違う国。

違う立場。

違う考え方。

そこに触れる。

すると、

「自分はこう思っていた。でも、別の見方もあるのか。」

となる。

これは、

ものすごく大切だと思っています。

勉強とは、

正解を覚えることだけではありません。

むしろ、

自分の中にある「正解」を疑えるようになること。

でもあるんだなと思います。

 

「勉強なんて将来使わない」は半分正しい

よくあります。

「因数分解なんて、

大人になって使わないでしょ。」

確かに、

大人になって毎朝、

二次方程式を解く人は、

そんなに多くありません。

古文単語を、

仕事で使わない人も多い。

でも、

だから、

意味がない。

とは思いません。

数学を通して、

論理的に考える。

国語を通して、

文章を読み、

相手の主張を整理する。

歴史を通して、

今ある社会が、

最初からこうだったわけではないと知る。

英語を通して、

日本語以外の世界に触れる。

つまり、

教科そのものを、

直接使わなくなったとしても、

その教科によって手に入れた「世界の見方」は残る。

偏差値をあげることだけが勉強じゃない

もちろん、

塾なので、

点数も、

上げたい。

志望校にも、

合格してほしい。

そこが大切なところです。

でも、

偏差値60になった。

同志社に受かった。

京大に受かった。

それだけで、

勉強が終わるわけではありません。

むしろ、

受験を通して、

「知らないことを知る面白さ」

を知ってほしい。

「自分にはこれしかない」は、本当にそうなのか

中学生、高校生と話していると、

「勉強苦手なんで、

「自分は文系だから。」

「数学苦手なんで。」

「国公立は無理なんで。」

「自分の高校からは無理なんで。」

という言葉を、

聞くことがあります。

でも、

本当にそうでしょうか。

もしかすると、

単純に、

まだ知らないだけ

かもしれない。

知らない大学。

知らない学部。

知らない職業。

知らない勉強方法。

知らない生き方。

知れば、

選択肢になる。

知らなければ、

選択肢にすらならない

勉強とは「自分の枠」を壊すこと

だから、

勉強とは、

知識を、

自分の頭の中に詰め込むことじゃなくて、

むしろ、

逆です。

自分の頭の中にある枠を壊していくこと。

「こういうものだ。」

と思っていた世界に、

別の見方を加える。

一つしかなかった見方が、

二つになる。

二つが、

三つになる。

そのたびに、

世界は、

少し広くなる。

受験勉強も、世界を広げるための勉強にしよう

受験勉強、もちろん、覚えなきゃいけないこと、たくさんあります。

もちろん、

やりましょう。

受験生なら、

覚えなければいけないものは、

覚える。

でも、

そこで終わらない。

「なぜ?」

「本当に?」

「他の見方は?」

「これは何とつながっている?」

一歩だけ、

踏み込んでみる。

それだけでも、

勉強は、

単なる暗記作業ではなくなります。

難関大学ほど、

勉強を単なる暗記じゃなくて、楽しめているか、本質探求しているかといった、勉強に対する姿勢を問う問題が、多い気がします。(面白い問題も多いですね。。)

 

 

まとめ

勉強とは、

点数を上げること。

偏差値を上げること。

志望校に合格すること。

もちろん、

それも勉強です。

でも、

その先にあるものを、

忘れないでほしい。

知識を得る。

今まで見えなかったものが、

見えるようになる。

自分とは違う考え方を知る。

自分の常識を、

疑えるようになる。

そして、

自分の選択肢が増える。

僕は、

これこそが、

勉強する大きな意味の一つだと思っています。

勉強とは、準拠枠を広げること。

そして、

準拠枠が広がれば、見える世界が変わる。

見える世界が変われば、

選べる未来も変わります。

大学受験は、

そのための一つの機会に過ぎません。

勉強して、世界を広げよう。

その世界の中から、

自分の人生を、

自分で選べるようになるために。

 

南草津駅から通えるおすすめ国公立大学は?偏差値、所要時間も紹介。

こんにちは。青山予備校の柏原です。

「国公立大学に行きたいけど、一人暮らしはできれば避けたい。」

「家から通える国公立大学って、どれくらいあるんだろう?」

そんな疑問を持っている高校生や保護者の方も多いのではないでしょうか。

実は、南草津は国公立大学受験に非常に恵まれた地域です。

JR南草津駅は京都・大阪方面へのアクセスが良く、多くの国公立大学へ自宅から通学することができます。

今回は、南草津から通いやすいおすすめの国公立大学をご紹介します。

偏差値は、河合塾の偏差値を用いてます。

所要時間は乗り換え待ち等の時間は含まれません。時間帯によって、電車等の接続等で、変わりますので、予めご了承いただければと思います。

 

滋賀大学

地元・滋賀県を代表する国立大学です。

滋賀大学は経済学部が名門として知られています。

経済学部や教育学部が有名で、教員志望や公務員志望の高校生からも人気があります。

「地元で国立大学に進学したい」という人におすすめです。

 

大津キャンパス 偏差値 45.0(教育学部) 

アクセス JR石山駅からバスで10~12分

南草津駅からキャンパスまでの所要時間 約20分

彦根キャンパス  偏差値52.5~57.5 (経済学部 データサイエンス学部)

アクセス:JR彦根駅から直行バスで10分 

南草津駅からキャンパスまでの所要時間約60分

 

滋賀県立大

彦根市にある公立大学です。

工学部・人間文化学部・環境科学部・人間看護学部など幅広い学部があります。

少人数教育にも定評があり、毎年人気の高い大学です。

彦根キャンパス 偏差値42.5~52.5(環境科学部 工学部 人間文化学部 人間看護学部)

アクセス:JR彦根駅からバスで約20分

南草津駅からキャンパスまでの所要時間約70分

滋賀医科大学

医学部医学科・看護学科を持つ国立大学。

医療系を目指す高校生なら、ぜひ目標にしたい大学です。

青山地区からも近いので、ぜひ目標にしてほしいです!

 

偏差値医学部医学科65.0  看護学科共通テスト得点率ボーダー64%

アクセス:南草津駅からバスで15分

京都大学

日本トップクラスの難関大学。

「京都大学は下宿する大学」というイメージがありますが、

南草津からなら十分通学圏内です。

膳所高校や守山高校から進学する生徒も多くいます。

偏差値:60.0-70.0(医学部、工学部、農学部、理学部、総合人間学部、薬学部、文学部、経済学部、教育学部、法学部)

 

アクセス:JR京都駅からバスで約20分

所要時間:南草津駅から約1時間

京都府立大学

左京区にある日本最古の公立大学です。

文学部、社会科学部、農学食科学部、生命理工情報学部、環境科学部があります。

偏差値(50.0-60.0)

アクセス:JR京都駅からバスで約30分

所要時間:南草津駅から約1時間10分

 

京都工芸繊維大学

工学とデザインを融合的に学べるのが特徴です。

ダビンチ入試など特徴的な入試方式でも知られています。

偏差値 52.5~55.0(工芸科学部)

アクセス 京都駅から地下鉄で約18分

所要時間 南草津駅から約50分

京都府立医科大学

1872年設立の日本で最古の公立の医科大学です。

偏差値 医学科65.0 看護学科50.0

アクセス:京都駅からバスで、20~25分

所要時間:南草津駅から約1時間

大阪大学

関西を代表する難関国立大学です。

医学・工学・外国語・経済・理学など学部も非常に充実しています。

南草津からでも十分通学可能です。

偏差値60.0-70.0 (医学部、歯学部、薬学部、工学部、基礎工学部、理学部、文学部、法学部、経済学部、人間科学部、外国語学部)

豊中キャンパス

アクセス:大阪モノレール柴原阪大前駅 から徒歩10分

所要時間:南草津駅から約1時間40分

 

箕面キャンパス

モノレール・北大阪急行千里中央駅から徒歩25分

所要時間:南草津駅から約1時間30分

 

吹田キャンパス

アクセス:阪急北千里駅より徒歩15分

所要時間:南草津駅から約1時間40分



大阪公立大

大阪市立大学と大阪府立大学が統合して誕生した全国最大規模の公立大学です。

文系・理系ともに学部数が多く、

近年人気が急上昇しています。

 

偏差値 52.5~67.5(医学部、看護学部、生活科学部獣医学部、農学部、工学部、文学部、法学部、経済学部、商学部、現代システム科学域)

 

森ノ宮キャンパス(一般教養、文学部)

アクセス JR森ノ宮駅から徒歩13分

所要時間:南草津駅から約1時間30分

「通える大学」は想像以上に多い

高校生と話していると、

「国公立=遠くへ行くもの」

と思っている人が少なくありません。

でも実際には、

南草津からなら

京都、大阪まで、は十分通学可能圏内かなと思います。

つまり、

「家から通えるから国公立は少ない」

というのは思い込みかもしれません。

大切なのは、「選べる立場」になること

高校1年生・2年生なら、

まだ志望校は決まっていなくても構いません。

ただ一つだけ伝えたいことがあります。

選択肢は、学力で決まります。

勉強しなければ、

「行ける大学」を選ぶことになります。

勉強すれば、

「行きたい大学」を選べます。

大学受験は、

人生の選択肢を広げるチャンスです。

だからこそ、高校生活をなんとなく過ごしてほしくありません。

最後に

青山予備校では、

単に勉強を教えるだけではありません。

一人ひとりの志望校や現在の学力に合わせて、

「今、何を優先して勉強すべきか」

を一緒に考え、学習計画を立てています。

大学受験は情報戦でもあります。

「まだ高1だから。」

「まだ高2だから。」

そう思っている今だからこそ、周りと差をつけるチャンスです。

未来の選択肢を増やせるのは、今の自分だけ。

南草津という恵まれた環境を最大限に活かし、志望校合格に向けて、一歩ずつ前に進んでいきましょう。

 

滋賀県立高校入試英作文ってどうすればいい?傾向と対策を紹介。

 

こんにちは。青山予備校、柏原です。

青山中3は実力テスト返却。

50点以上伸ばしている生徒もちらほらいて、うれしかったです。

高穂中はテスト週間ということで、

みんな、時間無制限の青山予備校のシステムを生かして、取り組んでくれています。

 

さて、9月に入り、中3は、受験対策意識する時期になりました。

ということで、滋賀県立高校入試分野別の対策をブログでも発信していこうと思います。

今日は、滋賀県の自由英作文についてみていきたいと思います。

自由英作文の配点が、2026は15点ありました。(長文問題の中にも実質自由英作文の設問がありました。)

2026滋賀県立高校入試英語全体の傾向に関しては、以前ブログに書いています。

こちらから 

→2026滋賀県立高校入試英語を徹底解説!難化した要因と対策を徹底解説!

生徒を例年見ていても、自由英作文は、書ける生徒と、書けない生徒で、得点差つきやすく、対策の有無がそのまま合否に直結するといっても過言ではない単元になってます。

ただ、傾向と対策しっかりすることで、得点源になるので、このブログが少しでも参考になれば幸いです。

滋賀県立高校入試英語自由英作文出題一覧

2026 街をよりきれいにする方法

  自分が住んでいる地域の魅力 

2025  滋賀県で好きな場所

 将来英語だけを学ぶのか、英語以外の外国語も学ぶのか

2024  湖の環境を守るために、あなたができること

   映画を家で見るのが好きか、外で見るのが好きか。

2023  私が大切にしている物

2022 地域でとれた食品を買うことはよいことだという意見について

滋賀県で写真がとれるおすすめの場所について

2021 学校生活で一番の思い出について

2020 アメリカからの中学生20人との交流会の内容について

2019 何か難しいことについてとりくんだ経験について

 日本に来るのに、いちばんよい季節について

2018 廃棄物を減らすためにどのようなことに取り組むか

2017 他者とうまくコミュニケーションをとるためのアイデア

  あなたの学校の行事について

2016 外国人の友達を作るために若いときにできること

  外国人が日本に来たときにどこを案内するか。

2015 持ち物を見せて、クラスで、プレゼンをする内容

  アメリカからの留学生の送別会で、日本の食べ物を準備するか。

このように見ていくと、

「学校行事の思い出」「国際交流・日本文化」「好きなもの」「環境」「滋賀県・地域」が頻出で同じようなテーマが繰り返し出題されていることがわかります。

例えば、2026の自分が住んでいる地域の魅力と、2025の滋賀で好きな場所はほぼ同じテーマですよね。

なので、まずはこれら頻出テーマについて、自分が、自信を持ってかける表現を増やしていくことが大切です。

新研究などの問題集の例文や、教科書や入試問題の読解問題などでも、

英作文に使える表現はたくさんでてきます。(読解問題でも、環境や日本文化は頻出です。)

それらをストックしておいて、いかに、蓄えておくことが大事です。

滋賀縣自由英作文に取り組むうえでの心構え

自信をもってかける表現の数を増やす。

滋賀縣では、よく出るテーマが上記のようにあるので、まずはこれら頻出テーマについて、

自分が、自信を持ってかける表現を増やしていくことが大切です。

新研究などの問題集の例文や、教科書や入試問題の読解問題などでも、

英作文に使える表現はたくさんでてきます。(読解問題でも、環境や日本文化は頻出です。)

それらをストックしておいて、いかに、蓄えておくことが大事です。

 

日本語と英語は1対1対応じゃないので、極力フレーズで覚える。

その際、注意しないといけないのは日本語と英語は1対1対じゃないという点です。

例えば、日本語で、宿題を手伝うというからと言って、

宿題=home work

手伝う help

だからhelp my homeworkとは言えません、

helpは原則人を目的語にとるので、

例えば彼は私の宿題を手伝ってくれただったら、

He helped me with my homework.

としなければいけません。

help助けるとだけ覚えると、間違えやすいので、注意しましょう。

書けないことは書かない。

たとえば、

「日本文化について外国人に説明してください。」

と言われたとします。

ここで、

「日本の伝統的な茶道について、その歴史的背景と精神性を説明しよう!」

なんて考えなくていい。

そもそも、

「伝統的な」

「歴史的背景」

「精神性」

英語で書けますか?

書けないなら、やめればいい。

寿司でいい。

I like sushi.
Sushi is popular in Japan.
Many people enjoy it.
日本の伝統的な茶道について、その歴史的背景と精神性を説明しよう!として、

文法的にめちゃくちゃな文書くくらいだったら、上記ぐらい書いたほうが、点数は残る可能性が高いです。

最初から日本語で考えすぎない。

英作文が苦手な子を見ていると、

最初に立派な日本語を作りすぎることがあります。

「琵琶湖は滋賀県を象徴する雄大な湖であり、多くの観光客を魅了しています。」

いや、

そんな日本語を作るから書けなくなる。

もっと下げていい。

「琵琶湖は大きい。」

「景色がきれい。」

「たくさんの人が来る。」

これなら、

Lake Biwa is very large.
The view is beautiful.
Many people visit it.

書けます。

英作文では、

「言いたい日本語」を英語にするのではなく、

「自分が英語にできる日本語」に変える。

この発想がめちゃくちゃ大事です。

やばいと思ったら使うな。

英作文というと、

単語力。

文法力。

構文力。

ばかりに目が行きます。

でも、もう一つあります。

回避力です。

「この表現、怪しいな」

と思ったら使わない。

「この単語の使い方、自信ないな」

と思ったら別の単語にする。

「この日本語、そのまま英語にするの無理だな」

と思ったら内容そのものを変える。

私の尊敬する予備校講師の先生は、

英作文では”石橋を叩いて渡る”ではダメだ!石橋を叩いて、叩いて、叩き割り、その上にコンクリートで舗装して、さらにその上をヘリコプターで飛ぶぐらい

でちょうどいいとおっしゃってましたが、

まさにその通りです。

大学受験ですらそうなのですから、中学生が、自信をもって、書ける表現は、限られています。その表現で、書ききることが大事です。

逃げていいんです。

むしろ、

英作文では、うまく逃げられる人が強い。

「2+2=5」を証明しようと躍起になる人を、相手にするな。~ 2006年京大英語から学ぶ「他人の評価」との付き合い方

こんにちは。青山予備校の柏原です。

今日は、毎年難関大志望の生徒にこの時期解いてもらっている英文、高校生に伝えたいことを書こうと思います。

出典は2006年京都大学英語です。

 

テーマは、

「他人からの評価を、どう受け止めるか。」

です。

受験生にも、社会人にも、SNSを使う人にも通じる話だと思います。

結論から言えば、

「2+2=5」を必死に証明しようとしてくる人を、いちいち相手にする必要はない。

今日はそんな話です。

ソクラテスは、悪口を言われても気にしなかった。

本文には、古代ギリシャの哲学者たちが登場します。

ソクラテス。

ディオゲネス。

アンティステネス。

エンペドクレス。

彼らに共通していたのが、

他人からどう評価されるかに、異常なほど振り回されなかったこと。

例えばソクラテス。

市場で悪口を言われているのを見た人が、

「悪口を言われて腹が立たないの?」

と尋ねます。

ソクラテスの返答がおもしろい。

要するに、

「愚かな馬に蹴られたからといって、腹を立てるのか?」

というわけです。

強烈です。

でも、

これは単なる、

「他人の意見なんて全部無視しろ」

という話ではありません。

ここを間違えると、この文章のおもしろさが半減します。

哲学者は、他人の意見を「箱」に入れた

本文では、哲学が一つの「箱」を導入したと説明されています。

他人から、

「お前はダメだ。」

と言われる。

逆に、

「お前はすごい。」

と言われる。

普通なら、

その言葉がそのまま自分の中に入ってきます。

褒められたら喜ぶ。

けなされたら落ち込む。

でも哲学者たちは、

一度、その言葉を箱に入れた。

その箱の名前が、

reason=理性

です。

つまり、

「誰に言われたか」

「どんな言い方をされたか」

「みんながそう言っているか」

ではなく、

その意見は、本当に正しいのか。

を考える。

正しいなら受け入れる。

間違っているなら捨てる。

これです。

批判されたから傷つく必要はない。

これ、

ものすごく大切だと思っています。

人間は、

「批判された」という事実と、
「その批判が正しい」という事実を混同します。

でも、

まったく別物です。

例えば模試で、

英語が50点だった。

先生から、

「単語力が足りてないぞ。」

と言われた。

実際に単語が原因で長文が読めていない。

だったら、

耳が痛くても受け入れればいい。

単語を覚えればいい。

これは、

2+2=4

です。

ところが、

一生懸命勉強している生徒に、

誰かが、

「お前なんか、その大学に受かるわけない。」

と言ったとする。

では聞きたい。

その根拠は何ですか。

現在の偏差値?

残り期間?

過去問の得点?

必要な合格最低点?

科目ごとの伸びしろ?

そこまで分析したうえで言っているのか。

何もないなら、

それは意見であって、

事実ではありません。

共通テスト英語のfact opinion問題みたいですね笑。

「みんなが言っている」は証明にならない。

ここが2006年京大英語のおもしろいところです。

本文では、

数学が「良い思考」のモデルとして登場します。

数学なら、

結論だけ言ってもダメです。

前提があって、

論理があって、

そこから結論が導かれる。

だから、

「2+2=5です!」

と100人が叫んでも、

2+2は5にはなりません。

SNSで1万いいねがついても、

5にはならない。

偉い人が言っても、

5にはならない。

あなたの嫌いな人が、

「2+2=4だ!」

と言ったとしても、

やっぱり4です。

真偽と、発言者への好き嫌いは関係ありません。

これが、

「理性」という箱を持つ意味だと思います。

「2+2=5」を証明したがる人と議論するな!

そして本文の最後。

理性的に検討した結果、

自分が社会から不当に扱われていると分かったなら、

その評価を気にする必要はない。

それは、

2+2=5だと証明しようとしている混乱した人に出会ったようなものだ

という趣旨の話が出てきます。

これ、めちゃくちゃ好きです。

社会に出たら、こんな人いっぱいいます。話通じない。

 

高校生の皆さんの周りもそんな人いるかもしれません。

例えば、

「E判定だから絶対無理。」

「その高校から難関大なんて無理。」

「そんな勉強法では絶対受からない。」

「お前には才能がない。」

世の中には、

いろんなことを言う人がいます。

そのたびに、

「いや、でも……」

「僕はこう考えていて……」

「この模試では……」

と、

全員を説得しようとする。

そんな必要ありません。

人を気にしても、偏差値は1も上がらない

特に受験生には、

これを覚えておいてほしい。

SNSで知らない人と30分議論する。

友達に志望校をバカにされて、必死に言い返す。

学校の先生に否定されて、その言葉を一週間引きずる。

その時間で、

英単語、

何個覚えられましたか。

数学、

何問解けましたか。

過去問、

何ページ進みましたか。

あなたの目的が第一志望合格なら、

全員に自分の正しさを認めさせる必要なんてありません。

受かればいい。

ただし、「耳の痛い正論」まで捨てるな

ここは絶対に勘違いしてほしくありません。

「俺は他人の評価を気にしない!」

と言って、

都合の悪い意見を全部、

「2+2=5」

扱いする。

それは哲学ではありません。

ただの現実逃避です。

模試でずっとE判定。

過去問も合格最低点から100点足りない。

勉強時間も不足している。

先生から、

「このままでは厳しい。」

と言われる。

それに対して、

「他人の評価なんて関係ない!」

ではダメです。

重要なのは、

気に入らない意見を捨てることではなく、正しくない意見を捨てること。

だから、

「理性」という箱が必要なんです。

批判的受容が必要だ

大事なのは、

「批判的受容」

だと思います。

 

全部信じるな。

全部疑うな。

一回、考えろ。

先生が言ったから正しい。

親が言ったから正しい。

YouTuberが言ったから正しい。

塾長が言ったから正しい。

逆に、

嫌いな先生が言ったから間違っている。

それも違います。

誰が言ったかではなく、

何を言っているのか。

前提は正しいか。

根拠はあるか。

論理はつながっているか。

自分の状況に当てはまるか。

そこで判断する。

これこそ、

勉強によって身につけてほしい力です。

学力とは、「2+2=4を4だと言える力」でもある

私は、

大学受験の勉強には、

合格以外にも意味があると思っています。

英単語を覚える。

数学を解く。

現代文を読む。

それだけではありません。

物事を筋道立てて考える力を身につける。

これも勉強です。

周囲が、

「5だ!」

と言っている。

でも、

自分で前提を確認して、

論理を追ってみる。

どう考えても4だ。

だったら、

「4です。」

と言えばいい。

そして、

それでも相手が、

「いや、5だ!」

と騒ぎ続けるなら、

もう相手にしなくていい。

あなたには、

もっとやるべきことがあります。

最後に

他人から批判されたとき、

すぐ傷つかなくていい。

逆に、

すぐ反論もしなくていい。

まず、

「それ、本当?」

と考える。

正しいなら、

悔しくても受け入れる。

自分を変える。

間違っているなら、

笑って捨てればいい。

そして、

明らかに間違った前提から、

「2+2=5」を証明しようと躍起になっている人がいたら、

その人を論破するために、

あなたの貴重な時間を使わなくていい。

2+2が4であるために、
5だと言っている人の許可はいらない。

受験も同じです。

全員に、

「君なら受かるよ。」

と言ってもらう必要なんてない。

理解してもらわなくていい。

認めてもらわなくていい。

やるべきことをやって、合格点を取ればいい。

他人の評価は、

一度「理性」という箱に入れよう。

正しければ受け取る。

間違っていれば捨てる。

そして、

「2+2=5」を証明しようと躍起になる人を、相手にするな。

その時間で、

あなたは、あなたの人生を前に進めればいい。

 

指定校推薦、校内選考に落ちたら。その後やるべきこと5選。

こんにちは。青山予備校の柏原です。

「指定校推薦の校内選考に落ちた。」

「ここから一般受験に切り替えて間に合う?」

「もう9月なのに、何から勉強すればいい?」

指定校推薦を狙っていた高校3年生にとって、校内選考で落ちるのはかなりショックだと思います。

評定を意識して定期テストを頑張ってきた人ほど、簡単には切り替えられないでしょう。

しかし、最初に一番伝えたいことがあります。

指定校推薦の校内選考に落ちた=大学受験に落ちた、ではありません。

終わったのは一つの受験ルートです。

一般選抜や、条件が合えば他の選抜方式など、ここから検討できる道はあります。

今回は、指定校推薦の校内選考に落ちたあと、何をすればいいのかを5つに分けて紹介します。

まず「次に使える選抜」を確認する

最初に確認したいのは、

「もう一般選抜しかないのか?」

ということです。

学校や時期、大学によって状況は異なります。

別の推薦枠への応募が可能なのか。

他の学校推薦型選抜を検討できるのか。

総合型選抜で出願できる大学が残っているのか。

一般選抜へ切り替えるのか。

ここは自己判断せず、学校や塾の先生に確認しましょう!

最近は、国公立大学でも、共通テストが免除される学校推薦型選抜もあります。

私立大学志望には盲点になりがちですので、注意してください!

ただし、

推薦を探し続けること自体が目的にならないように注意してください。

一般選抜へ切り替える可能性が高いなら、受験勉強も同時にスタートする必要があります。

一般受験する大学・学部・入試方式を決める

一般選抜へ切り替えるなら、

いきなり参考書を買うのではなく、

受験校を決めることが先です。

第一志望だけではありません。

チャレンジ校。

実力相応校。

安全校。

それぞれ候補を出します。

さらに重要なのが、

「大学名」だけで終わらせないこと。

同じ大学でも学部や入試方式によって、必要科目や配点が異なることがあります。

だから、

大学 × 学部 × 入試方式

まで確認します。

指定校推薦から一般受験へ切り替える人は、一般受験を最初から考えていた人より準備期間が短い場合があります。

だからこそ、

戦いやすい方式を探すことも立派な受験戦略です。

入試科目と配点を調べる

志望校候補が決まったら、

次は入試科目を調べます。

例えば私立大学なら、

英語・国語・社会の3科目なのか。

2科目で受験できる方式があるのか。

得意科目を生かせる配点なのか。

外部英語資格を利用できるのか。

大学・方式によって条件は異なります。

ここを確認せず、

「大学受験だから、とりあえず英語と数学」

のように始めるのはおすすめしません。

理系でも、選択科目で、国語が選択でき、数学不要で受験できる方式の大学もあったりします。

残された時間には限りがあります。

数学を100時間勉強すれば、その100時間は英語や国語には使えません。

必要な科目へ時間を集中させることが重要です。

 

受験校の過去問を一度見る

「まだ過去問を解けるレベルじゃありません。」

それでも構いません。

一度、見てください。

この段階では高得点を取ることが目的ではありません。

どんな問題が出るのか。

英語長文はどれくらい長いのか。

文法問題は出るのか。

国語は現代文だけなのか。

記述問題はあるのか。

試験時間はどれくらいなのか。

実際の問題を見ることで、

「これから何を勉強すればいいのか」

が具体的になります。

過去問は最後に実力を確認するだけのものではありません。

受験勉強の方向を決めるための資料でもあります。

月ごと、週ごとのやるべき内容を確定させる。

次にやることは、試験日から逆算して、月ごと、週ごとのやるべきことを決めるです。

この際のポイントは、優先順位をつけることです。

指定校推薦の校内選考に落ちた直後は、焦ります。

「英文法もやらないと。」

「単語も足りない。」

「古文もやばい。」

「日本史も終わってない。」

「映像授業も見よう。」

「新しい参考書も買おう。」

気持ちは分かります。

でも、

全部やる時間はありません。

特に高3の9月以降なら、

「やったほうがいい勉強」

を全部やっている余裕はありません。

必要なのは、

「合格するために、今一番やるべき勉強は何か」

を決めることです。

新しい参考書を5冊始めるより、

必要な1冊を仕上げる。

苦手科目を全部克服しようとするより、

配点と現在地を見て優先順位をつける。

残された時間が短いほど、

勉強量だけではなく戦略が重要になります。

指定校推薦に落ちてから一般受験は間に合う?

これは非常に気になるところだと思います。

結論として、

「9月からなら絶対に間に合う」とも、「もう遅い」とも一律には言えません。

現在の学力。

志望大学。

必要科目。

これまでの学習状況。

入試までの残り期間。

これらによって大きく変わります。

例えば、指定校推薦を目指していたとしても、定期テストに向けて英語や国語をしっかり勉強してきた人なら、完全なゼロスタートではありません。

一方で、

一般受験で必要な科目をほとんど勉強していなかった場合は、かなり急ぐ必要があります。

だから重要なのは、

「間に合いますか?」と悩み続けることではなく、「間に合わせるために何をするか」を決めることです。

指定校推薦のために頑張った3年間は無駄?

これも、無駄ではありません。

評定を取るために、

定期テストを勉強した。

提出物を出した。

学校の授業を受けた。

そこで身につけた知識は、一般選抜でも使えます。

ただし、

ここからは勉強の目的を変える必要があります。

これまでは、

「定期テストで点を取る」

ことが大きな目標だったかもしれません。

一般選抜では、

「入試問題で合格点を取る」

ことが目標になります。

似ているようで、同じではありません。

ここからは、

入試問題から逆算して勉強を組み立てていきましょう。

校内選考で選ばれた友達と比較しない

これも難しいと思います。

自分は落ちた。

友達は選ばれた。

しかも、その友達は一足先に進路が決まりそう。

悔しいでしょう。

でも、

その子の結果を考え続けても、

あなたの第一志望の合格可能性は1%も上がりません。

その子にはその子の受験。

あなたにはあなたの受験があります。

ここから見るべきなのは、

隣の席の人ではありません。

第一志望との距離です。

指定校推薦に落ちた翌日にやってほしいこと

ここまで読んで、

「結局、何からやればいい?」

という人へ。

まずは次の5つです。

① 学校に他の選抜方式について確認する
② 一般選抜の受験校候補を決める
③ 入試科目・配点・方式を調べる
④ 第一志望の過去問を見る
⑤ 試験日から逆算して週ごとの計画を立てる。

ここまでやれば、

「指定校推薦に落ちた。」

という状態から、

「一般受験を始めた。」

という状態に変わります。

この差は大きいです。

9月の不合格を、2月の合格への伏線にする

今は、

「指定校推薦に落ちた。」

という出来事しか見えないと思います。

でも、

この出来事が良かったのか悪かったのか。

本当の答えは、

まだ決まっていません。

ここから本気で一般受験に切り替える。

勉強する。

成績が上がる。

そして、

一般選抜で第一志望に合格する。

もしかすると、

指定校推薦で狙っていた大学より上の大学に合格するかもしれない。

そうなったとき、

9月の出来事の意味は変わります。

だから、

今ここで自分の大学受験に結論を出さないでください。

答え合わせは、2月でいい。

指定校推薦の校内選考に落ちた。

悔しい。

でも、

大学受験に落ちたわけではありません。

ここから、

戦略を立て直す。

そして、勉強する。

戦略や計画が不安なら、遠慮なく相談に来てほしいです!

9月の不合格を、2月の合格への伏線にしよう。

あなたの大学受験は、

まだ終わっていません。

大学受験は戦略が9割!

こんにちは。青山予備校の柏原です。

「毎日5時間勉強しています。」

「参考書を3周しました。」

「夏休みは毎日塾にいました。」

素晴らしいと思います。

大学受験に、努力は必要です。

でも、長年受験生を見ていると、

努力しているのに受からない子

が確実にいます。

逆に、

同じくらいの学力からスタートしたのに、

するすると合格していく子もいます。

その差は何なのか。

私は、

大学受験は、戦略が9割。

くらいに考えていいと思っています。

もちろん、本当に9割という統計的な話ではありません。

それくらい、

「どこに努力を投下するか」が重要だ

という話です。

受験は「たくさん勉強した人」が勝つゲームではない

極端な話、

1年間で2000時間勉強したとしても、

入試に出ないことばかり勉強していたら受かりません。

反対に、

1000時間でも、

志望校に必要なことへ集中できれば、

合格する可能性はあります。

入試当日、

「私は2000時間勉強しました!」

と書く欄はありません。

評価されるのは、

その日の答案だけです。

だから、

勉強時間を増やすだけでは足りない。

合格点につながる勉強時間を増やす。

ここが重要です。

どこを目指すかを決める。

まず、

戦う場所を決めます。

国公立なのか。

私立なのか。

どの大学なのか。

どの学部なのか。

同じ大学でも、

学部によって入試科目や配点、問題傾向は違います。

さらに入試方式まで考えれば、

戦い方はもっと変わります。

つまり、

志望校選びの時点から受験戦略は始まっています。

得点戦略を練る。

意外と知らない受験生が多いです。

「京大に行きたい。」

「同志社に行きたい。」

「国公立に行きたい。」

それは分かった。

では、

科目ごとに、何点取れば受かるの?

ここまで答えられるでしょうか。

 大学入試で大事なのは、トータルで合格点超えることです。

英語が得意なら、

英語で稼ぐ。

国語は耐える。

社会で取り切る。

そんな戦い方もあります。

逆に、苦手科目を平均まで上げることに時間を使いすぎるより、

得意科目を武器にしたほうがいい場合もあります。

重要なのは、

苦手をなくすことではなく、合計点を最大化すること。

 

受験は通知表ではありません。

合格点を超えることが大事なのです!

だから、

ゴールから逆算する必要があります。

何をやらないかを決める。

ここが一番難しい。

受験生は、

不安になると勉強を増やします。

この参考書も。

あの講座も。

英文解釈も。

文法も。

長文も。

難問も。

全部やりたい。

でも、

時間は有限です。

数学に2時間使えば、

その2時間は英語には使えません。

参考書を一冊追加すれば、

その時間だけ別の教材の完成が遅れます。

だから、

「何をやるか」

と同じくらい、

「何をやらないか」

を決める必要があります。

全部やる。

これは戦略ではありません。

いつまでに仕上げるか。

参考書を決めるだけでは、

戦略になりません。

英単語帳をやる。

英文法をやる。

数学の問題集をやる。

ではなく、

いつまでに、どの状態まで持っていくのか。

ここまで決める。

受験には、

入試日という絶対的な締切があります。

2月に完成しても、

1月の入試には間に合いません。

だから、

受験勉強には期限が必要です。

「努力すれば何とかなる」が一番怖い

私は努力を否定しているわけではありません。

むしろ、

最後は勉強量が必要です。

ただ、

方向を間違えた努力ほど怖いものはありません。

勉強しているけど、成績が伸びない大学受験生を見てると、

めっちゃ頑張ってるのに、努力の方向間違えてるって

生徒本当に多く見てきました。

 

それは、

たとえて言うならば、

京都に行きたいのに、

東京へ向かって全力疾走する。

めちゃくちゃ頑張っている。

汗だくになっている。

一日50km走った。

でも、

京都からは遠ざかっているやんみたいな感じです。

そこで、

「努力が足りない!」

と言って、

さらに走らせる。

違いますよね。

必要なのは、

一度地図を見ることです。

大学受験も同じです。

参考書選びは「戦術」にすぎない

受験生は、

参考書の話が大好きです。私も好きですが笑。

「単語帳はどれがいい?」

「数学は何をやればいい?」

「英文解釈は?」

でも、

それらは戦術です。

その前に、

どこを受けるのか。

何点必要なのか。

何の科目を使うのか。

どこで点数を稼ぐのか。

残り時間はどれくらいなのか。

これを決める。

戦略が決まって、初めて参考書が決まります。

順番を逆にしてはいけません。

高1高2の内から、戦略を意識しよう。

そして、戦略を意識するのは、高1高2のうちからです。

よくあるのが、とりあえず、

高1高2の間は、目の前のことやって、

戦略考えるのは志望校が固まった高3からという勘違いです。

逆です。

例えば、高2で1000時間勉強したとします。

そのうち100時間、志望校からまったくずれてしまった勉強をしたら、

その100時間が無駄になってしまいます。

100時間あれば、参考書何冊完璧にできるでしょうか。

その100時間あれば、何年分過去問演習できるでしょうか。

私自身、振り返ってみれば、高1高2無駄な勉強をしたなと思ってます。

京大志望なのに、4択英文法問題集やりこみまくって、

解釈や英作文の対策遅れてしまうとか今から考えると愚の骨頂ですよね。。。

戦略が決まったら、あとは死に物狂いでやる

ここまで読むと、

「じゃあ効率よくやれば、あまり勉強しなくていいんですね。」

と思う人がいるかもしれません。

違います。

むしろ逆です。

戦略を決める理由は、

努力しなくていいようにするためではありません。

努力を無駄にしないためです。

どこを目指すか決める。

必要点を決める。

科目配分を決める。

教材を決める。

期限を決める。

捨てるものを決める。

そこまで決めたら、

あとは、やる。

徹底的にやる。

戦略だけ立派でも、

実行しなければ0点です。

青山予備校が「授業」以上に大切にしていること

だから青山予備校では、やりきることにこだわっています。

単に、わからない問題の解説なら、

スタサプやAIが解決してくれる時代になりました。

参考書も、

書店に行けば優れたものが山ほどあります。

問題は、

あなたが何を使うべきなのか。

そして、

今日、何をやるべきなのか。

志望校から逆算する。

現在地との差を見る。

やる教材を絞る。

期限を決める。

実行する。

確認する。

ズレたら修正する。

本当にできているかをチェックする。

そして、また実行する。

戦略を「今日の勉強」まで落とし込む。

そこに、青山予備校の価値があると考えています。

最後に

勉強量は大切です。

才能も多少は関係するでしょう。

でも、

同じ1000時間なら、

どこに1000時間を使うかで結果は大きく変わります。

だから、

闇雲に努力する前に考えてください。

どこを目指す?

何点必要?

何の科目で取る?

何を捨てる?

いつまでに仕上げる?

これらの質問に対して、

何の迷いもなく、答えられる状況ですか。

そして、

今日何をする?

ここまで迷いなく決まったら、

迷わず走ればいい。

少しでも迷いがあるなら、

一度相談に来て、まず、戦略を固めてほしい。

 

大学受験は、戦略が9割。

そして最後の1割は、

その戦略を、

やり切る覚悟です。